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大逆転で参戦!BRM914上毛三山<後編>

前回からの続きですが、ちょっと話を戻させて下さいー
前に書いたように、8月半ばに単独で赤城山を試走しました。この時のコースはヒルクライムを睨んだものでこのブルべとは上りと下りが逆でしたが、往復を自走としてブルべへの体力強化も目論んでいました。
往復はほとんど平地走行で上りは赤城山だけ、というルートでしたが帰路の途中、走行距離が200㎞になった時点でガーミンを確認したところ、
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ぶれていて読みづらいですが、経過時間は12時間51分。三山のうち一山しか上っていないので獲得標高も2000m以下、山以外はずーっと平地走行、コンビニ休憩も50km毎くらいと少なめかつ時間も一人だから短めです。
それで200㎞走るのに12時間50分・・・本番で三山で4000m上って200kmを13時間30分で走りきることが絶望的に思える数字です、これは。実は、仕事で出走が困難と思われたのに加えてこの結果がブルべの準備に身が入らなくさせていたのです。どうせ出られたとしても完走できないんじゃないの・・・?と。しかし、水曜、木曜辺りにキューシートからルートをひいているうちに沸々と走りたい気持ちが湧いてきて、とにかく走り始めればなんとかなるだろ!とポジティブ指向に切り替えることが出来ました。
なので、PC2のタイムアウトが現実的な問題だった自分にとって、通過チェックへの変更は完走の可能性が一気に高くなったと思って嬉しかったのです。
そしてさらにここにきて、元の時間制限をクリアできる可能性があることがわかり、何としてでもそれを成し遂げたい気持ちが高まりました。
ただし、気持ちは高まっても脚力は高まりません(笑)。
榛名山から下り始めるところで、仮想PCクローズ時間まで2時間40分、距離は43㎞くらい。平地走行であればまったっく問題ないところですが、下りもあれば上りもあり。確認しませんでしたがこの時点で3000mくらいは上っていたはず。既に削られまくっている脚は上りで頑張ることはどのみち期待できません。ましてや妙義山は未体験なのでどのくらいキツい上りなのか不明・・・標高が前の二山に比べて低いことだけはよおく知っていましたけど。
ここはやはり「平地は別脚」理論で、下りと平地で稼げるだけ稼ぐしかないでしょう。ということでハルヒルで走り慣れた(といっても2~3回ですけど)コースをズバッとダウンヒル・・・しましたが途中の神社近辺は渋滞、やっぱり少し時間をロスしました。
神社を過ぎてずっと進み本線から逸れるところも見逃さず、その後もアップダウンをこなしたりトンネルを通過したりして
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安中榛名駅前を通過。駅前だからメジャーなコンビニはなくともちょっとした商店や自販機くらいはあるだろうし、この辺で小休憩かな・・・と事前に地図を見て考えていましたが、見事に何もありません。いや駅の構内に入れば流石に何かしらあったんでしょうけど。
実際には休憩するよりも先に進みたかったから特に問題ありません。で、もうちょっと先の右折する交差点にキューシートにも載っているセブンイレブンがありました。ボトルも半分くらいは残っているし、そのまま行っちゃおうかなと思ったんですが、妙義山がどのくらいつらいのか未知数なので、一応ピットインしてトイレを借り、水を買ってボトルだけ満たしてすぐに出発です。ここには2~3人のブルべ参加者が休憩していました。

その先も、平地や緩勾配のアップダウンでできるだけ脚を廻してマージンを稼げるようにちょっとばかり気合いを入れて走りました。そして本格的に上り始める最後の右折から通過チェックの駐車場までは11.4km。そこからガーミンで読んで1.4km進み、残り10㎞になったところで時間を見ると14:32。残りがぴったり1時間で10㎞です。平均10km/hでOKですから、よっぽどのことがない限りは大丈夫、のはず・・・とにかく10km/h以上キープを目安に、12~13km/hで進んで行きますが、勾配のきついところではやっぱり10km/hを切ってしまいます。そうするとその後の緩い区間では18~19km/h絞り出して・・・
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てな感じで少しずつ残りの距離を削っていきます。
この最後の上りのまん中らへんでYabooさんと、もう少し進んだところでtake-iさん+sepaさんとすれ違いました。皆さんこの後はほぼ下りだけですけど気をつけて~、と心の中で呼びかけつつさらに上り続け・・・駐車場まであと1㎞の標識発見。この時点で元の時間制限内での通過チェックを確信しました。
そしてついに上りきって左手に現れた駐車場にin。片隅に通過チェックのテーブルがセットされてスタッフと参加者が数人いらっしゃいます。自分もフラフラと辿りつき、自転車を停めてブルべカードを差し出しました。記入された時間は15時20分。残り12分でしたが目標時間をクリアしました!ここまでの行程を時速にすると15.24㎞/h。時間がギリギリだから当然時速もブルべペースギリギリですね。

残りはまだ40km以上ありますが、時間もほぼ3時間あります。妙義山を下りた後もずっと下り基調であることから、トラブルがない限り時間的には問題ないはず。ここで赤コーラを飲みながらツイートしたりして、ちょっと休憩しました。
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そして最後のゴールに向けて妙義山を出発です。
最初の下りの途中でまたあの夫婦ブルべリストと遭遇。それまでに何度もお見かけした二人トレインで上ってきたので、すれ違いざま「頑張ってくださ~い!」と声をかけました。しばらく上ってきた道を戻り、道の駅みょうぎを過ぎたところでK191を左へ。しばらく下った後は下り基調の平坦路となり、30km/h超で進みます。快調快調、このままゴールまですッ飛ばせるかな~などと思いつつ次のポイントで左折すると・・・あらら、また上っていますよ。
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うん、わかった、もう坂はわかったよ!と思いつつヤル気の感じられないちんたらした走りで短い上りをこなし、しばらく走ったあとで上った分をまた下ります。その後はずっとほぼ平坦、8.9kmとか3.1kmとかの区間をただひたすらに淡々とペダルを廻して、道の駅よしおか温泉の標識があるところまでやっと戻ってきました。最後の右折の信号待ちで後ろから3人くらいの参加者が合流。「お疲れさまでした~」とあいさつを交わします。
そして信号を渡って数百メートル進み川沿いのCRへ。やっとゴールです!
スタッフにブルべカードとPC1のレシートを渡して確認してもらい、カードに書き込んだ認定タイムは12時間48分。初めてなのでメダルも申込み、完走の手続きを終了。
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飲み物を買って駐車場に戻りましたが、ブルべ参加者は2~3人いる程度で、ほとんどの車が日帰り温泉に来た客の車にとって替わられていました。
自分も早く身軽になりたかったので、まず自転車を撤収してその場でささっと着替え。それから運転席に座ってまずは完走したことをツイート。sepaさんが打ち上げの場所を教えてくれていたのでカーナビさんに案内をお願いして駐車場を後にしました。
5kmほど離れたデニーズに到着するともうみなさん食事もだいぶ進んでいました。かじさんtake-iさんYabooさん、yanazyさん、けろさんsepaさん(順不同、っていうか席順)。Urさんはゴールが早すぎて(?)帰ってしまったそうです(家族に迎えに来てもらっていたので、とあとでツイートがありましたw)。
自分も追っかけ注文して食事、当日の話題を中心にあれこれ楽しく話をしてやがて解散となりました。
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まとめ
記念すべき初ブルべは予想通りに過酷なものでした。予想以上でも予想以下でもなく、4000m上ったらこのくらい疲れるだろうなあ、と何となく想像していたその通りでした。ブルべ自体はこの先も様子を見ながら時々参加していきたいと思います。基本的に日曜開催で、200㎞か300㎞。日曜で300kmはないのかな?いつものライドとはちょっと違う、でもレースみたいにシビアじゃないこの緩めの緊張感がいいんですかね。ハマる人がいるのもよくわかります。自分がハマるかどうかは、もうちょっといくつかのブルべに出てみてからですけど、まあ時々やればいいかな、ってところに落ち着きそうな感じです。時間的に400や600は難しいので、SRを目指してってことにもなりづらいですし。

装備等に関して、以下自分のための備忘録として:
ハンドル廻り
前編で書いたように今回はキューシートではなくスマホのサイコンソフトでルートを見ました。それはそれでよかったのですが、キューシートと両方を使うと色々と問題点が見えてきました。
・キューシートが細か過ぎて今走っているのがどこだか探さないとわからない(文字は小さくて読みづらいということはなかったのですが)。
・キューシートをかなり手前側(自分の近く)にセットしたので、確認するときには完全に真下を向くことになってしまう。
この2点のために下を向きっぱなしで走る場面がたびたびありました。こまめに前を向いて前方視界を確認するようにはしましたが、やっぱり危ないですね。改善策としてはキューシートに現在位置がわかるインデックス(ダブルクリップに棒でもつけてずらしていくとか)をつけること、キューシートとスマホの位置を入れ替えること、などでしょうか。スマホとキューシートはケースバイケースでメインとなる方を前に持ってくるんでしょうね。

服装
いい季節だったので特に難しいところはありませんでした。半袖半パンに、アームカバー、レッグカバー、安物のウィンドブレーカー兼レインジャケットを持参。アームカバーはスタートから少しだけと赤城~榛名の一番暑いときに着用。ウィンドブレーカーは赤城の下りだけ着用。レッグカバーは出番なし。準備時間が夜明け前だったので好天気の実感がなくて、日焼け止めを塗らず携行もしなかったので脚がかなり焼けてしまったのが失敗でした。

補給・水分
普段のロングライドではゼリーとシリアルバーを2個ずつ持っていくのが自分の定番ですが、実際には行った先々のコンビニ等で買うもので足りてしまい、持って行ったものをそのまま持って帰ることもよくあります。携行したものは非常時のためにとっておきたくなっちゃうんですよね。今回も同じ体制で行って、やっぱりゼリーとシリアルバー1個ずつしか食べませんでした。程よいタイミングでコンビニに寄れたので、その都度買うことができたのがよかったですね。
ボトルは1本で行きました。真夏は2本体制で走りますが、1本(24oz)はスポーツドリンク、1本(20oz)は水を入れて、基本的にはそれぞれ飲用と手足にかける用にしています。まれに20ozの水も飲みますが、飲用は真夏でも1本で何とかなることがほとんど。今回はルートや予想気温から水分は手に入りそうだしそれほど激しくは消費しないだろうと判断、ボトルは1本にして空いたケージにはレッグカバーとかバッテリーとかを入れたヴィットリアのツールケースを刺しておきました。

装備関係についてはこんなとこでしょうか。

3部構成となった自分史上最長のレポートもこれで終わりです。ふ~疲れた。ここまでお付き合い頂いた方々、ありがとうございます。


当日ご一緒頂いた皆さん、ツイッター等で応援頂いた皆さん、AJ群馬のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
あと中編で書き忘れてしまったのですが、榛名山の上りの辛いところで、どこのだかわかりませんが逆ルートでブルべを走っている方々がいて、皆さんあいさつと同時に口々に「がんばれー」とか「ファイトー」とか励ましてくれて、とても力になりました。改めてお礼を言いたいと思います。ほんとにああいうのは嬉しいものです。

さあ、あと1週間余りで次は「まえばし赤城山ヒルクライム大会」です。日曜か火曜か、最後の坂練にどこ行くか考えよーっと。

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by gon_oz | 2014-09-20 01:30 | 自転車 | Comments(5)
Commented by あゆ at 2014-09-20 08:22 x
初ブルベ、完走おめでとうございます。楽しく読ませていただきました。
ブルベはただ時間内に距離を走るだけではないことがよくわかりました。準備も含めて。
私は興味がないわけではありませんが、大変そうなのでしばらく遠慮しておきます(^^)

赤城山、頑張ってください!
Commented by gon_oz at 2014-09-20 13:50
あゆさま
コメントありがとうございます。
自分も初ブルべは来年の春くらいかな~なんて考えていたのに、つい勢いでエントリーしてしまったんですよねえ。
でも準備もぎりぎり間に合って本番も何とか完走できて、ほんとに出てよかったと思います。
あゆさんも今度は是非いっしょに(笑)
Commented by キャトル at 2014-09-20 20:38 x
さすがgonさん!初参加で見事に完走ですね!

読んでて思いましたが、かなり緻密に計算しながら走らないとダメそうですね…
Commented by キャトル at 2014-09-20 20:44 x
間違って送信しちゃいました…

ブルベを全く知らない私としては難しそうな印象を受けました(笑)
事前に下調べしておかないとダメなんですね。その点、gonさんは完璧に調べられてて素晴らしいですね!目の前に道があるから走るじゃとても完走出来なそうです(笑)お疲れ様でした!ロードへステップアップしてから経験値が一気に上がりましたね!
Commented by gon_oz at 2014-09-22 23:25
キャトルさま
いや自分は下調べとかまるでできていないですよ。キューシートからルートラボひいただけです。ちゃんと調べる人はそこでストリートビューとか駆使してわからないところを研究するけど、自分はとてもそこまでは・・・
装備の準備もぎりぎり間に合って結果オーライ、って感じです(笑)