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まえばし赤城山ヒルクライム大会参戦記<前編>

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やりました!
「強気の目標」90分をクリアして88分01秒でフィニッシュです!
これは嬉しい!
と、結論から先に申し上げたところで参戦記にいってみましょう。

赤城山HCを申し込んだ時に走り以外の目標に挙げたのが「時短」。
当日受付枠の申し込み開始時刻に電話をかけ、目論み通りに200人程度の枠をゲットすることができました。2000円余計にかかりますが、前日から前橋入りしてホテルに泊まるのに比べれば安いし時間も有効に使えます。2週間前のBRM914と同じくらいのタイムスケジュールで、前日10時にはベッドに入り(今度はすぐ眠れた)、2時に起きて2時半頃家を出ました。関越道をスムーズに進み前橋で下りて、迷いようもないと思われる目的地間近でちょっと道に迷いつつ4時すぎにグリーンドーム駐車場に到着。
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まだ真っ暗ですが続々参加者の車が集まってきます。隣の人はロードスターにキャリアでロードバイクを載せていて、車種は忘れましたがLightweightのホイールを履いています。うーん、早そう!
なんてことを思いながら淡々と自分の準備を進めます。
本番で着るジャージはどうせゼッケンを付けるために一旦脱がなきゃならないのでウエストバッグに突っ込み、下山用の薄手長袖ジャージを着ました。コンビニで買ってきた朝食を食べ、補給食だのなんだのをあちこちに突っ込んで、会場に向けて出発。
しかし、会場までの大体のルートは頭に入れたつもりですが、真っ暗なので駐車場からの出口がどこなのかもよくわかりません。なんとか出口までたどり着いたら、周りを見渡して出発しようとしている他の参加者とタイミングを合せ、さりげなく少し間をあけてついて行きます(笑)。

駐車場を出て走り出すとすぐに周りを走るローディも増えて、K4に入る頃には仲間と走る時より少し広めに車間をとった数台のトレインが形成され、視界の先の方にも同じように何台ものロードバイクが列をなしています。
空が少し白み始めて薄明るくなりつつある中、無言で進むたくさんのローディたち・・・うーん、いい雰囲気ですねえ!ヒルクライムという「自分との闘い」を目の前にして俄然気持ちが盛り上がってきました。

ほどなく会場に到着、5時を少しまわったところですが、すでに多くの選手でにぎわっていました。会場の見取り図はざっと見て当日受付の場所も確認していましたが、実際に会場に立ってみると位置関係がさっぱりわかりません。ハンドマイクを持ったおじさんを捕まえて「当日受付はどこですか?」と訊いてみると目と鼻の先でした。
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2000円を払って受付を済ませ、袋の中やらゼッケンやらを確認。まだ薄暗いので照明の下でジャージにゼッケンを取り付けました。そのジャージ(半袖ペラペラ)を着て、寒いのでその上からまた下山用の長袖ジャージを重ね着です。
山頂への荷物預かりは始まっていましたが、できるだけぎりぎりまでそのカッコでいたかったので、荷物の袋をぶら下げたままトイレに行ったりぶらぶらしたりして時間をつぶします。
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とはいっても売店もまだやっていないし激しく手持ち無沙汰なので、観念して締切30分くらい前に長袖ジャージを脱いで袋に入れて荷物を預けました。
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その後は身軽になったので、一度敷地の外に出てウォーミングアップをしました。それほど会場から離れないように周りの道をあっち行ったりこっち行ったり、交差点で案内に立っているお姉さんから「会場はあっちですよ~」って言われながら逆向きに走ったり(笑)。
3~4㎞くらいだと思いますが、まあ心拍も一度上げといた方がいいみたいだし、じっとしているよりはましっていう程度に体を温めて会場に戻り、Cグループの待機場所に自転車を並べました。
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あとはその横でストレッチをしたり(ウォーミングアップランと順番が逆!)またトイレに行ったり、そのうち開会式が始まってスピーチ等聞くでもなく聞いているうちに時間が過ぎて行きます。
そしてついに7時になりいよいよAグループがスタート、5分おきのスタートなので10分には自分のCグループがスタートとなりました。
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(ここからゴール後まで写真はありません)
最初は狭い道を抜けてのパレードランなので特に緊張もありません。渋滞しそうな細い曲がり角をいくつか曲がってK4に出て広い直線になり、上細井町の交差点を過ぎると計測開始点があって本当のスタートです。このあたりから周りはみんなスピードアップ、結構な勢いでカッ飛んでいきます。最初のうちは勾配も緩いので自分も流れに乗って20km/h超で飛ばしました。

ここでレースの作戦のおさらいです。「強気の目標」90分切りを達成するためには20.8㎞のコースを平均13.9km/h以上で走る必要があります。
ブログ等色々なサイトでコース構成を見てみると、前半の約9kmの間は5%以下の緩勾配、そこから5~6㎞は7~9%の急勾配となり、その後は九十九折れで緩急織り交ぜた変化のある勾配となります。
試走は1回だけですごくゆっくり走ったのであまり自分では特徴を把握していませんでしたが、一夜漬けでこんな構成であることを頭にインプットしました。
で、作戦は・・・
前半の緩斜面を14+2~3km/h
後半の急斜面を14-2~3km/h。
緩斜面が9kmなのででちょうど半分ではありませんが、大体こんな感じで走れば平均14km/h、つまり90分切りが達成できるはず。ああ、なんて大雑把でわかりやすい作戦なんだ!

で、この作戦を完遂するため、スタート直後の20km/h超は飛ばし過ぎにしても、その後ペースが落ち着いてからも何とか18km/hキープを目標に淡々とペダルを回します。
ヒルクライムでも緩斜面ではペースの合う人や列車を見つけてドラフティングでスピードアップや体力温存、みたいなことをよくブログで読むので、今回はそういうことができないかな~、と周りを気にしながら進みましたが、なかなかペースの合う人がいません。てか、20km/h以下でそんな効果あるのかいな?と思いつつ、やっぱり単独走だなと割り切って走りました。
また、ハルヒルの時は申告タイムをかなり遅めにしたので後方からのスタート(申告タイムでスタート順が決まってたと思ったが)で、かなり前の組の人を抜かしたと記憶していますが、今回は逆に申告タイムが速すぎた(確か1時間20分)ので、周りも速い人が多くてあまり抜かすことはなく、後方からどんどん抜かれます。後ろのD組の人に最初に抜かされたのはまだ緩斜面の中盤辺りを走っている頃だったでしょうか。

こんな感じで前半の緩斜面区間はペースを守って無難にこなしているつもりでしたが、7kmも8kmも走っていれば自分の脚力・スタミナでは当然タレてきます。目標の9kmくらいにたどり着く前に、既にスピードはほぼ目標平均値に落ちてガーミンの速度計は14~15km/hを表示していました。ああこれはまずい、このままじゃ目標は達成できない・・・と思っているうちにだんだん勾配が急になってきます。

ひとまず今日はここまで。続きは次のエントリーで。

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by gon_oz | 2014-09-30 01:51 | 自転車 | Comments(2)
Commented by キャトル at 2014-10-02 11:53 x
赤城山HC お疲れ様でした!
おぉ〜!90分切り達成されましたね〜!
おめでとうございます!

上りでもドラフティングする意味ってあるんですかね!?速度が出てないと効果は期待出来ない気がしますけどね(笑)キツイ上りですし少しでも空気抵抗を無くしたほうがいいって事なんでしょうか。シビアな世界…(笑)


Commented by gon_oz at 2014-10-02 23:37
キャトルさま
ドラフティングはやっぱりみんなそういってるから効果あるんでしょうねえ。なかなかうまく使えないですけど。

後編アップしたので引き続きお読みいただけると幸いですー