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自転車に別れはない(前編)

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皆さまこんばんは。

この週末、土曜日はシロナゴさんの送別ライドとなるカスイチに参加してきました。

参加者はシロナゴさん、プチデビルさんaraitaさんぽじさんsepaさん、ZENさん、かじさん24WEさん、トモさん、Yabooさん、柏餅さん、坊主頭さんTomyさんただのオヤジさん、そして私の15名(順不同)。すごい!これだけの大人数での走行は初めてです。
自分はこの中では一番の新参者ですが、皆さんそれぞれとシロナゴさんとの馴れ初め(?)はプチデビルさんのブログに書かれています。色々なところを一緒に走られてきた大事な仲間シロナゴさんのため、この人数が集まったんですね。都合のつかなかった方々からもライドの前後に色々とメッセージが送られてきていました。

8時集合だったので、余裕をみて6時ちょっと前に出発。ガソリンスタンドとコンビニに寄り道、大泉から外環→常磐道と走って桜土浦で高速を降り、集合場所の駐車場についたのが7時過ぎでしょうか。先着されていたのがかじさん、24WEさん、シロナゴさん。シロナゴさんはクルマだけあってお姿がありませんでしたが、ツイートによるとデビさん達自走の方々と土浦で朝マックしている模様。間もなく他の皆さんも三々五々集まって来られました。CB山さんは所用とかで、バイクでお見送りに来てくれていました。
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みんな揃ったところで風車の前に移動して14人で記念撮影。あれ?14人・・・参加者は全部で15人ですけど・・・
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sepaさん提供。
オヤジさんが急遽途中合流となったようです。

撮影を終えて長~いトレインで出発。行程はずっとサイクリングロードで、この長いトレインでも特に問題ないとのこと。走ってみると確かにその通り、しかも他にローディが殆ど、というか全く走っていません。ごくまれに車が通ったりするのですが、ほとんど独占状態で気持ちよく走ることが出来ました。
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土浦を出発してルートは反時計回りです。前半はまず南下、それから南東へと進んで行きます。この時期の霞ヶ浦は風が強いらしく、それは皆さんの去年・一昨年のブログ等で確認していました・・・そしてそれは今年も同じく。
南東の先っちょに着くまでは基本的に追い風で、気持ちよくスピードに乗って走れます。
今回はノーファインダーで後ろの人たちを撮ることにチャレンジしてみました。
坊主頭さん。
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湖畔に沿って走りますが、湖に流れ込む川を渡る時とかにちょっと迂回するような形になり、短い間に進行方向が90度、180度と変わります。するとその瞬間に恐ろしいまでの風の強烈さを体感します。
途中一回マリーナのようなところで小休憩というかおしゃべりタイムをはさみ
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セブンで補給休憩。
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さらに東に進んだところで橋の上、向うから手を振ってやってくるローディがいます・・・おお、ただのオヤジさん!なんでも佐原にデポしたとかで、何とか合流に成功です。遅刻の理由は・・・聞かなかったことにしましょう。いや決して寝○したとか○坊したとか、お仕事多忙のようですから、そんなこともありますよ、ねえ。
全員集合で再出発。
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15名となったトレインはそのまましばらく追い風を堪能。
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シロナゴさんと24WEさん。
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無理せず普通に漕いで40km/h超。
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しかし、美しい物語には必ず終わりがあるのです(T.アンリ談)。
ほどなく霞ヶ浦の南東端を通過、東岸を北上します。北上、つまり北からの風に向かい合って走るっていうことですね。これ、苦行です。もうキツいの何のって、この前の多摩川CRも向い風が強くて難儀しましたが、そんなものじゃありませんでした。
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よく冬の荒川の北風を荒川ヒルクライムなどと呼びますが、これはまさに霞ヶ浦ヒルクライムと呼ぶにふさわしい爆風で、必死に漕いでもすぐ20km/hを割ってしまいます。ヒルクライムと同様、みんな自分のペースで走らざるを得ない状況でトレインも千切れてしまいます。
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途切れ途切れのトレインで走り、もうすぐしをみ食堂(らしい)、っていうところで前方を走っていたぽじさんがストップ。サドル後ろのボトルケージに入れていたヴィットリアのツールケースがない!とのこと。
数km前にあったダート路の振動で落ちたんじゃない?とみんなで推測。ぽじさんはツールケースを探しに今来た道を引き返すことに。そして柏餅さんもそれに協力して戻って行きました。
しをみ食堂で結構待つはずだからそこで合流できる・・・そんな目論見です。
残る13名は間もなくしをみ食堂に到着。
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初めての自分は定番のカツカレーに。他の方々も13人中11人がカツカレーを注文、あれこれおしゃべりしつつ待ちます・・・そしてやって来ました。
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自分の分しか撮りませんでしたが、これが10皿以上並んでいるのは壮観です。ちょいとルーがぬるめだったのが残念でしたが、おいしく完食。面積は大きいですが深さがないのでデカ盛りというわけではなく、無理なく食べられる量でした。
と、結局皆食べ終わってしまったのですが、二人は戻ってこないしツイートもありません。待ってる間食べてる間、ずっと気にしていたのですが・・・仕方なく店を出ることにした頃にやっと”セブンまで戻ったけど見つからなかった”とツイートあり。
ひとまずデビさんがぽじさんに電話をかけて、霞ヶ浦大橋でショートカットしてもらって合流することになりました。
しかし、みんな準備が出来て自転車に跨り「さあ、どうする?」となるとやっぱり自然な流れでぽじさんのところまでツールケースを探しつつ戻ることになりました。
ほとんど車も自転車も通らないサイクリングロードなので、ちょっとルール違反で(スイマセン!)道の左右に分かれてあちこち目を凝らして眺めつつゆっくりゆっくり進みます。
う~ん、しかし見つかりません。いくら風が強いとはいっても形、大きさ、重量からみて落下してからそんな遠くに行くわけないのですが・・・
12~3㎞戻り、結局ぽじさん+カッシーと再合流してしまいました。残念!
心残りですが、これはもう誰かが持って行ったとしか考えられません。
15人になった我々はまた東岸にもどって猛烈な逆風をつくライドの続きが始まりました。

ってところで、続きは次エントリーに・・・



「ぼくのツールケース」

シロナゴさん、ぼくのあのツールケース、どうしたでせうね?
ええ、冬セブンからしをみへ行くみちで、
どこかへ落としたあのツールケースですよ

シロナゴさん、あれは好きなツールケースでしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかつた、
だけど、いきなり道がダートになったもんだから。

シロナゴさん、あのとき向こうからたくさんのローディがきましたつけね。
色とりどりのヘルメットにアイウェアをした。

そして見つけようとしてずいぶん骨折つてくれましたつけね。
だけどたうたうだめだつた。
なにしろ強い風で、それに道端には何も見当たらなかったんですもの。

シロナゴさん、ほんとにあのツールケースどうなつたでせう?
そのとき皆で食べていたカツカレーは、
ものすごくおいしかったんでせうね、
そしてその後、秋には灰色の霧があの平地をこめ、
あのツールケースの下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。

シロナゴさん、そしてきつと今頃は
今夜あたりは、あの湖畔に、静かに雪がふりつもつてゐるでせう。
昔、つやつや黒光りした、あの伊太利屋のツールケースと、
その中にぼくが書いた「ぽじ」といふ頭文字を埋めるやふに、静かに、寂しく

(西条八十)


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by gon_oz | 2015-02-17 23:53 | 自転車 | Comments(2)
Commented by ぽじ at 2015-02-18 19:09 x
うはっ!
最後の詩、笑えました
ともあれご迷惑おかけしました^^;

ところでオリジナルは碓氷から霧積に向かう道程なんですよね
是非一度碓氷峠にもお越しくださいm(_ _)m
Commented by gon_oz at 2015-02-18 20:31
ぽじさん コメントありがとうございます。
何となく西条八十のあの詩を思い出したのでググって全文読んでみたらあまりにぴったりだったので、ちょっと改変してみました(^^; 
ツールケースが見つからなかったのは本当に残念で悔しいのですが、これで少しでもぽじさんがプッwと思ってくれたならちょっとは救われるかなあ、と。
碓氷峠・・・走ってみたいですねえ!是非!春から秋まで、上りたいところが沢山あり過ぎて困ってしまいますw