L S C H

自転車に別れはない(後編)

さて、前回の続きです。
ツールケース捜索に出たぽじさん・柏餅さんと再合流、北利根橋から東岸に再び渡って激激向かい風区間を走ります。高浜までの30数km、この長い距離を猛烈な風と戦い続けました。とりあえずの目標は霞ヶ浦大橋の道の駅たまつくりです。新しく護岸整備したのか、震災の復旧か、よく知りませんがひたすら直線の道とか
b0144082_139161.jpg


暴風を受けてバタバタとはためくデビさんの服の暴れっぷり、静止画でもわかるでしょうか。
b0144082_1394039.jpg


このカモメ、目の前を通り過ぎるのをたまたま撮ったのではなく、風に向かって飛んでいるのでほぼその場で静止しているんですよね。それで写真に収めることができました。
b0144082_140744.jpg


シロナゴさんの雄姿です。後続の方を撮った写真の中ではこれが一番出来が良かったんじゃないかな。誰が後ろにいるかも判らずに撮ってたけど、シロナゴさんで良かった~
b0144082_1405386.jpg


他に残念だったのはこれ。
b0144082_1414061.jpg

シロナゴさんを含む4人の力強い並走。水平がとれていないのはノーファインダーの宿命だからいいとして(むしろ動きを感じられていいかも)、ばっちりの構図に納まっています。なのにこのブレボケ・・・く、悔しいっ・・・
あ、ちなみに前も後ろも見渡す限り誰もいないのでこういう道巾いっぱいに使った走りをしてますけど、対向車等見えた時点で左一列に復帰してますよ、念のため。

道を大きく曲がって見返すとちりぢりのトレインが・・・
b0144082_142162.jpg


この区間では100~200mくらい前をsepaさんが走っていて、少しずつ間を詰めていって一旦はほぼ追いついたんですけど、またすぐ引き離されてしまいました。その前がZENさん、Yabooさんとあとは誰だったかな?オヤジさん?

相当の体力を消耗し、這う這うの体でなんとか道の駅たまつくりに到着。
この日、ぽじさんは新車のTTバイクCanyon Speedmaxで参加、みんなの注目を集めていました。カッコイイ!
撮りたかったCanyonのツーショットをここでゲット!お値段は倍以上違いますけど(^^;
b0144082_143333.jpg


全員のバイクが一列に並んでいます。先の方は見えませんw
b0144082_1432083.jpg


Tomyさんと翌日シクロクロスのレースを控える24WEさん、Yabooさんは残念ながらここで離脱。
そこで15人全員での記念撮影をしました。
b0144082_1435225.jpg


このあと12人になった一行は引き続き暴風との格闘を続け、
b0144082_1441029.jpg

b0144082_144332.jpg

シロナゴさんのウェアも向かい風を思いっきり受けて膨らんでいます
b0144082_1445039.jpg

やっとの思いで今回のコース最北端となる高浜のココストアに到着。
b0144082_145235.jpg

ここからはまた折り返すのでしばらくは追い風ヒャッハー!な区間です。道幅があるストレートでスピードを出しやすい区間では皆さん思い思いに踏み倒していました。
自分も一瞬だけですが目いっぱい踏んでみたところ、ガーミンの表示はmax51.8km/h。あとでアップしたデータでも最高速度が51.9km/hになっていたから、この時記録したものでしょう。
平地で50km/h超って、どんだけ追い風なんですかってホントにしつこいようですが凄い風です。
霞ヶ浦大橋の西詰を超えてしばらく進み、霞ヶ浦水族館で最後の休憩。どこが水族館なんだかよくわかりませんでしたが・・・
b0144082_1453193.jpg

この時点で、土浦に戻る頃にはすっかり日が暮れていることは間違いない時間になっていました。

そしてまた走り出すと見る見るうちに日が傾き、向かっていく西の空は地平線近くから朱く染まって行きました。
b0144082_1471510.jpg

b0144082_1455087.jpg

(走りながら撮ったら間抜けなことに富士山が切れてしまいました)

上空の紺碧から地平の夕焼けまでの見事なグラデーションとそれを映す湖面のゆらめき、その境目には遠く富士山が見事なシルエットを浮かび上がらせています。
目の前に拡がるこの美しい光景と共に進む10台を超えるトレイン・・・残り少なくなったこの送別ライドの時間を噛みしめるように、みな粛々と無言でペダルをこぎ進めます。この時、みんなの気持ちが確かに一本の列車のごとく繫がっているように自分には感じられました。(写真:sepaさん提供)
b0144082_146388.jpg


いつまでもこの時間が続けばいいのに・・・しかし、そうはいきません(笑)。やがて土浦市街に入ろうかという頃には予定通り、完全に夜になっていました。
市街を超えていくと風車が朝の記念撮影の時とは全く違う姿で見えてきました。足元に皆で到着、カスイチの完成です!
b0144082_1474723.jpg

風車とその廻りはイルミネーションで派手に飾られていました。結構賑わっています。ここで最後の記念撮影を終え一旦駐車場に戻りました。自走組はそこからいつものおはしガストに直行、車載組もバイクを撤収してすぐに後を追います。
ガストに入ったところで第二の紛失騒ぎが勃発しかけましたが事なきを得、1時間程度食事+歓談でお開きとなりました。
いつもなら駐車場で「お疲れさまでした~」と解散するところですが、この日はやっぱりちょっと違います。みんな写真を撮ったりシロナゴさんと握手をしたり。最後はシロナゴさんをみんなでお見送りして、その後本当の解散となりました。
b0144082_1501958.jpg

霞ヶ浦の形をきれいにトレースした154km。送別、暴風、そして個人的にはこの日がCanyon納車(=ローディの仲間入り)から丁度一周年と色々思い出深いライドになりました。








もうだいぶ前ですが、自分が愛するJリーグのチームで監督を務めた男が、その職を辞して日本を去る時に言った言葉があります。

「サッカーに別れはない」

僕が大好きな言葉です。サッカーはワールドワイドに世界中どこでも行われているスポーツなので、選手は色々な国のチームに移籍するし、サポーターは自分の好きなチーム、自分の国を応援するためにどこにでも駆けつける。そうしているうちにいつかまた必ずどこかで会うことができる。だから、お別れはいらない・・・そういう意味です。というかそういう意味だと思っていました。
でも最近もう一つ近いけど別の意味合いもあるのではないかと思い始めました。
サッカーそのものやある特定のチームを愛していれば、その一点でみんな気持ちはひとつ。離れていてもどこかで繫がっているんだからお別れをいう必要はない・・・そんな想いも込められているのかなあ、と。
そう考えるとそれは色々なことに当てはまります。もちろん自転車にも。
僕たちが自転車に乗って走るとき・・・ある時は風に乗り、また風に向かい、重力に抗い、いつどこを走っていてもその道は一本に繫がっているのです。
別の場所を走っていても同じ道の上を走っている・・・そう、自転車に別れはない。
シロナゴさん、いつかまた一緒に走りましょう!


[PR]
by gon_oz | 2015-02-19 02:16 | 自転車 | Comments(4)
Commented by キャトル at 2015-02-19 17:47 x
暴風のカスイチ送別ライドお疲れ様でした!
送別ライドだから大勢集まられたんですね。
自転車仲間っていいですね〜♪
私も機会があれば是非参加させていただきたいです。
Commented by gon_oz at 2015-02-19 23:18
キャトルさんこんばんは。
丁度一年間走った経験の中で間違いなく一番の爆風でしたね。
今回はシロナゴさんの仲間限定でしたけど、普段はそんなことないですからいつでもOK,一緒に走りましょう♪
Commented by Tomy at 2015-02-21 09:33 x
先日はお疲れ様でした。
お初なのに脚力がなく、ヘロヘロ状態のお恥ずかしいところをお見せしてしまいました。というより、後ろすぎてわからなかったかもしれませんね?
私が土浦に向けて走った時間帯では富士山が見えませんでした。これもやはり後半暴風と戦ったみなさんへのご褒美ですね。それと「自転車に別れはない」は名言ですね。なるほど〜って感じです。次回もまたぜひご一緒させてください!
Commented by gon_oz at 2015-02-23 08:33
Tomyさんコメントありがとうございます。
2~3時間の差で富士山が見えたり見えなかったりするんですね。
茨城からでも小さいながらこんなにはっきり見えるのか、とビックリしました。
またご一緒しましょう。グルメライド期待してます~