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Mt.富士ヒルクライム参戦記(後編)

前回の続きです。
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駐車場に車を停めた後は、出走に向けて準備です。微妙な天気であることが何を持っていくかの選択を迷わせて結構時間がかかりました。
ハルヒルみたいに下山待ちが長くてその間に土砂降りになったらヤだなあ、と思って下山荷物に折りたたみ傘を入れたり(笑)、色々持ってきた補給食からスタート前に摂るものとレースに持っていくものを選んだり、あとはアームカバーやレッグカバー等々。それからここの簡易トイレで1回目の軽量化。準備を済ませ、ウインドブレーカー兼レインウェアを羽織って会場に向け出発したのが5時過ぎくらいでしたかね。
途中信号待ちや渋滞もありましたが、大勢で列をなして会場に到着。雨はごく弱いながらも降ったり止んだりしていましたが、ここまで来て走らない選択肢はありません。自分の番号の場所まで行って迷いなく荷物を預けました。
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それからツイッターを見てみるとあれ、ぎりぎりまで荷物を預けず様子見の方もいます。むむ、早まったか?と思わなくもありませんでしたが、多少の雨なら走るしかないだろ、と腹を括りました。

11ウェーブの待機場所は球技場、ちょっと申告タイムを遠慮しすぎたために他の仲間の皆さん(9ウェーブまでは陸上競技場)と場所が離れてしまい、結局この日は最後までボッチとなってしまいました。寂し~。
やることもないので待機列に自転車を並べてあちこちぶらぶら。並んでいる自転車を眺めて回ったりしました。
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メジャーなブランドからめったにお目にかかれないものまであれこれ揃っているので見てるだけで飽きません。こんなのもありました。
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2回目の軽量化をしたりしているうちに6時40分に開会式が始まり、7時10分に主催者選抜クラスがスタートしたのが放送でわかりました。
自分のスタートは8時丁度なのでまだまだ時間がありますが、この辺りから段々気持ちが高まってきました。
やがて放送で案内があり、自分たちのウェーブもスタート地点に向かって移動開始です。停まったり移動したりしつつスタート位置へ。
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10ウェーブまでで少し押したので11ウェーブは8時丁度から8時1分にスタート時間が変更になりました。
で、スタート!パレードラン区間はのんびり、といいつつ悪あがきでアップ仕様の走り。胎内洞窟入口を左に曲がると目の前に富士山。
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って木と被ってますけど。

このすぐ先が計測開始地点でここからゴール後までは写真なしです。
改めてこの富士ヒルのコース概要は・・・
全長24km
高度差1,255m
平均勾配5.2%
最大勾配7.8%
平均16km/h以上で走れば90分切り、ブロンズリング獲得です。
ガーミンの勾配(あんまりあてにならないんですけど一応目安として)と速度を見比べて、勾配が5%以上なら16km/hを切ってもやむなし、5%以下ならできるだけ16km/hを上回るスピードを出す・・・そんな単純な作戦で走ります。
試走の時の印象は、10kmくらいまでは7~8%くらいの勾配が多く、そこから少し緩やかになる、という感じでした。

最初のうちは勾配がキツめの上に、例によってアップしてないから心肺がまるでついて来ません。4kmくらいまでは地獄の苦しみで目標スピードをキープできてるのかどうかもよくわかりませんでした。
何とか3~4km走って心配も落ち着いてくると、勾配と速度の関係がだいぶ把握できるようになってきます。
しかし、7~8%の勾配を12~14km/hくらいで走っている時間が多く、勾配がちょっと緩く5%前後になっても速度は思ったように上がりません。
後半緩くなった時にどれだけ速度アップできるかだな・・・と思いつつ距離を重ねていきます。

3㎞走ったら1/8終了、4km走ったら1/6終了、6km走ったら1/4終了といった具合に分母が小さくなっていくのを励みに走り続けました。

そして10kmを超えたあたりにある給水所を通過する時、ふと見ると大きい電光掲示の時計が据えられています。表示は8:46:○○でした。この表示は現在時刻なのか?1ウェーブスタートからの経過時間なのか?自分のスタートは8時1分、計測開始地点を通過したのはそれから何分後かな?それとさっきの表示との関係はどうなるのかな?といろいろ考えてしまい混乱してきました。
自分は普段の峠TTの時も含めて、サイコンにラップタイムは表示しないで走っています。目標達成できないとわかった時に激しくヤル気を失うのがイヤなので。一度それを経験して以来ずっとこのスタイルです。
だから途中でそんな掲示をみてちょっと動揺してしまいました。
12kmで1/2終了、後半の12kmは前半より楽なはず!最後の平坦区間もあるし!と心の中で自分に活を入れました。

最初の下山グループとすれ違ったのは14kmを過ぎたあたりです。おおぉぉ、もう下りるのかよ!早ええぇぇ!と最初は思いましたが、よく考えてみたら自分がスタートした時点で先頭はもう50分以上上り続けているのです。五合目での待ち時間がなければこの位ですれ違って当然ですね。
その後断続的に下山グループが下りてきますが、すれ違う時は右車線に出ることができません。これが困ったもので、直線だったらまだいいんですけど、カーブでスピードが落ち混雑するところで右車線が使えないのは最悪です。何回かこの渋滞でタイムロス。これはちょっともったいなかった・・・

なんとなく目標スピードには届いていないような感触を持ちつつそれでも勾配なりに目いっぱい廻して(いるつもり)、ついに最後の平坦区間にやってきました。
ここからは目一杯踏み込め!と下ハンを持ってガンバりますが、スピードに乗ってきたかな?というところでチラッとサイコンを見ると驚愕の25km/h(笑)。なんじゃそりゃ~!ともう一回気合いを入れ直して踏み込み、何とか32~3km/hまで持っていきました。でもこれが限界です。
ヒィヒィいいながらチラっとハンドルの先っちょの小さいバックミラーを見ると、後続がドラフトの位置に入っているのが見えました。

ならばなおさらヘタレなところは見せられぬ、俺が牽いてやろうじゃないか!・・・と廻し続けます。そのまま数百mは持ちこたえましたが、やがて・・・くーっ、心臓がッ!破裂するぅーッ!耐えきれずにちょっと減速・・と、後ろについてた輩が右から「あともう少し、ガンバりましょーー!!」と叫びながら追い抜いて前に出ました。「今度は俺が牽くよー!」という意味です。「アザーッrxdecftghvbjnkml,;.:/」と応えてスッと彼の後ろに入りますが、こっちは牽き続けて限界の状態、向こうは発射したばかりで勢いが違います。ほんの10秒か20秒であっさり千切れました(笑)。
そして間もなく最後の壁、もう完全に売り切れて11~12km/hくらいだったと思います。ダンシングもできなかったのかな?這う這うの体で何とかゴールラインを通過。

ゴール後はほんの数十m先が渋滞してるので、すぐに停まって立っていなければなりません。自転車を放り出してその辺に倒れこみたいところだったんですが。
そのまま並んで駐車場に下り、荷物を受け取りました。辺りは大混雑ですが何とか場所を確保して下山装備を身に付け、写真を撮ってツイート・・・しかし、電波は来ているものの混んでいるせいか送信ができません。あきらめて移動開始。一応五合目+愛車の記念写真を撮って
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下山列に並びます。
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ここでやっとフィニッシュした旨ツイートしました。
やがて並んだ前方から下山が始まりましたが、ハルヒルなんかに比べるとかなりフリーダムな感じ。途中で上りの最後尾とすれ違ってしまうと、あとは全車線使って好きなように走ることができます。一応左側通行ではあるんですが、結構右車線を含めてバンバン抜かれました。
樹海台駐車場でトイレに入ったついでに記念撮影。
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その後も順調に下りて料金所、胎内洞窟入口交差点を通過、北麓公園に戻ってきました。
完走証をもらえたりするわけじゃないみたいなんですが、うどんを頂けるということなので一応ラックに自転車を預けて会場に行ってみました。
場内では各カテゴリーの入賞者の名前を放送しているのが何となく耳に入っていましたが、Urさんの名前が呼ばれたのに気づきました。
「Urくん名前呼ばれたー!」とツイートすると「え?もう帰宅中ですよ??」とリプライ。
Urくん入賞おめでとう!&商品の桃ゼリー残念でした~

会場に入ると次々とふるまわれるうどんを自分もゲット。
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なかなか美味しかったです。
家族のお土産に信玄餅を買い、仲間の皆さんも皆帰路についているようなので自分もとっとと駐車場に戻りました。駐車場では朝と同じように(ちょっと雲被ってたけど)富士山を望むことが出来ました。
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のんびりと着替え、自転車その他片づけて車に載せ、撤収です。
帰りは高速も空いていて2時過ぎには帰宅しました。


初めて参加したMt.富士ヒルクライム大会、規模がデカすぎてちょっとこれは・・・と思う面がなくもありませんでしたが、全般的にはとても楽しめるレースでした。

あ、結局タイムは91分05秒。前編冒頭で書いたように目標としていたブロンズリング獲得はなりませんでした。この中途半端なタイム、やっぱり来年も挑戦かな?エントリー料がバカ高いのがこの大会最大の難点なんですが・・・

最後になりますが、一緒に走った皆さん、ツイッター等で応援頂いた皆さん、大会スタッフの皆さん、本当にありがとうございました~

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by gon_oz | 2015-06-19 23:45 | 自転車 | Comments(0)