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自分史上最も過酷なライド(夏至の日チャレンジ・後編)

前回の続き、行きますー

自販機休憩に続いて大野峠線を上り始めますが、あれれ、まるで脚が廻らなくなっているじゃないですか・・・。あっという間に3人から千切れて一人旅です。
それまでの上り、飛ばしているつもりはもちろんありませんでしたが、やはりオーバーペースだったのでしょうか?
いや、おそらくもっとペースを落としていたとしてもあまり変わらなかったのでは?という気がします。単に筋持久力のキャパシティが足りないのでしょう。ここまでの獲得標高は約2000m。6000m近く上ろうというのにこの程度で売り切れるとは・・・情けない限りですまったく。
大野峠線はそれほど長くないので高篠峠までスローペースで上り、さらにグリーンラインを大野峠まで進みました。
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ここで皆さんに合流、下って白石峠を通過して定峰峠で少し休憩。
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さらに秩父側に下って林道定峰線の上り口。
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一部急勾配があるもののせせらぎと並行して走ったり、気持ちいいので仲間内では人気のこの道。ここも早速一人旅になりますが仕方ない、のろ~いスピードでのたのたと上っていきます。
さっきとは逆方向から高篠峠に到着。
ここで自転車を降りてから足元がふらふらして取り回しに失敗、右側にがっしゃ~んと倒してしまいました。何やってるんだ俺ー。
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さっき上った大野峠線を今度は下って次は白石峠。普段のライドでは大概白石峠を上ったあとで林道定峰線に行くのでちょっとだけ新鮮です。
その前に上り口ちょい手前の自販機でまた補給休憩。かなり気温が上がっているので一本上る毎にペットボトル一本補給しないと間に合わない感じです。
さていよいよ白石峠にやって来ました。
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ぽっぽさんはこの上りを最後に離脱することを表明、「TTしない白石峠なんて苦しいだけ」と凄い勢いで上っていきました。みんな口をあんぐりです。どうしてそんなことができるの・・・・w
はぁ、この状態で白石峠は相当辛いぞ・・・気が重くなりますがとにかくルートをこなすためには上るしかありません。
普段は2速シッティングと3~4速ダンシングで走るのですが、もうあっというまに1速、インナーローです。ところが、インナーローに落とすと後輪から

ぴろんぴろんぴろん・・・

何かをはじく音が。スポークが切れたのか?と思いましたがそうなったら走行不能でこんなんじゃすまないはず。
とりあえず停まって後輪を回してみますが、ぴろんぴろんは鳴りません。でまた走り始めてインナーローに落とすとぴろんぴろんぴろん・・・。でまた停まって点検。
何回か繰り返しているうちにやっとわかりました。
さっき高篠峠で倒した時に、元々歪んでいるリアディレイラーのアウタープレートがさらに曲がっちゃったみたいです。
で、インナーローでディレイラーが一番内側にきて、さらに乗車している荷重でスポークがたわむとディレイラー(プーリー部分)とスポークが微かに接触してぴろんぴろんと鳴っている、と。
インナーローにギヤが入ると「もうこれ以上落とせないよ~」とオルゴールで知らせてくれる、素敵な自転車になりました(笑)
アウタープレートを曲げ直すこともできないので、ぴろんぴろんさせながら走るしかありません。廻りに人がいる時は恥ずかしいので極力2速に上げて走りましたけどね。

そんな状態でヒィヒィいいながら上っていきますが、とにかくノロいので追い越されることはあっても追い越すことはありません。そして反対車線はたくさんの人が下りてきます。梅雨の合間でここぞとばかり走りに出たローディがたくさんいるのでしょう。
挨拶する人しない人、それぞれですがそんな中すれ違いざま
「gonさんガンバって~」
と声を掛けてくれる激坂ジャージのローディが!プチデビルさんです。この界隈を走っていることはツイッターで何となく知っていたのですが、ここでスライドしました。
「あz^0-[9]@:oipu;/b,mー!」と返事をしてそのまま進みましたが、デビさんありがとうございました!元気もらいましたよ~。

元気をもらいましたがもらった元気をスピードに変換できないw・・・そのまま停まりそうな速度で上り続け、やっと峠につきました。
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タイムは何と54分台・・・これ、この前ハンガーノックになった時と同じです(笑)そんなタイムで上ることはもう二度とないだろうと思っていたのに、ひと月も経たないうちに繰り返すとはw。
皆さんをどれだけお待たせしたのか訊く気ににもならず、やっちん茶屋でガリガリ君を買って一気食い。
ぽっぽさんはここまで、とのことで最後に一枚。
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徹夜明けでこんなに走れるなんてスゴイです。またじっくり走りましょう~

残る三人は引き続き次の「牧場エリア」へと進みます。定峰峠へと下りて茶屋は素通り、東秩父方面に進んで橋場の交差点まで。
ここ走りながら考えました。このペースで走り続けるのはかなり厳しい・・・普段のファンライドだったらまあいいんですけど、今回は明確な目標があってあんまり遅れ続けるのもなんだし、何よりついて行けない・・・

で、この先は二本木峠(牧場)まで上ってから釜伏峠経由でK82に下りて、そこからポピー坂を上って牧場に戻るルートです。この釜伏峠経由をやめて牧場まで上ったらポピー坂を直接下りてまた上ってくればいいんじゃないの?ってことを考えつき、ここで一旦離脱、ポピー坂を上ったところで再合流させてもらうことにしました。
二本木峠とポピー坂、この2本を二人より遅~く上った上でお待たせせず、しかも獲得標高はそれほど変わらない・・・あ、ズルかったですかね?いやでもホント歩くより遅くなりそうな勢いだったんで仕方ないんです、許してください!

実は今回のルートのうち、この釜伏峠~ポピー坂の間だけが(逆方向でしか)走ったことのない道だったので、密かに楽しみにしていたのです。しかし背に腹は替えられない・・・

ついでに橋場の公衆トイレで軽量化を図ることにしてお二人には先に行ってもらいました。しかし座ってみると結構差し迫っていたはずなのに空気しか出てこない・・・エア軽量化に終わってがっかり(笑)すいませんどうでもいいことまでつい書き連ねてしまいましたw
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気を取り直して牧場へと上り始めますが、これがまたキツい。もう10本近く上っていると同じ表現しか出てきません。もうキツい。キツい。どこを上ってもこればかりです。
しかもここで初めてわかりましたが、仲間と一緒に上り始めて千切れるのと最初から一人で上るのとは大違いでした。上で待っている人がいるから少しでも早く行かなきゃ、っていう気持ちもないし、目の前の坂だけが気持ちにのしかかってきます。寂し~w
最初っから一人で走っていればそんなこと全く感じないんですけどね。
てなことを考えながら何とか牧場に到着。
ここでもいい天気です。
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60がらみのおじさんに「ここまで自転車で上ってきたの?凄いね~。自分も自転車に乗るけどここはキツいでしょ!」などと話しかけられました。いやその通りですけど何たって時速たったの5~6kmですから(汗)。
またドリンクを補給してポピー坂へ。
うーんどこまで下りるかな~などと弱気になりつつそろりそろりと進んで、すっかり花の終わったポピー畑とその先が見渡せるポイントへ。
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ポキッ!

そう、心が折れる音が確かにしました。これムリ・・・
早々に諦めモードに突入、一番広いポピー畑の横まで行ってそこからそそくさと戻ってきてしまいました。
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うーん、脚も心ももっと鍛えなきゃ!
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でもその時はメ一杯でしたからね、ちょっと気持ちが上を向きませんでした(笑)。
座り込んで二人が上ってくるのを待ちます。
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モザイクの下には疲れ切って腑抜けた顔がw。
やがて二人とも上りきって到着しました。
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お疲れさまで~す!いや~凄い、真似できません・・・
ここからまた橋場の交差点まで下りて補給休憩。残り時間も見えてきたのでここから先のルートを相談します。定峰峠に上り返して白石から下りる?って案も出ましたが、やはり当初の予定通りのルートで行くことに。ただし残り時間から見て最後の一本、梨花カントリーはキャンセルしてその前の2本でゴール、とすることにしました。
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荻殿線に入ります。
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4kmちょい走って七重峠。
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そのまま栗山線を下ります。
ここから先が赤木七重線でしょうか?
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このあたりは走ると道なりに一本で迷わず行けるのですが、地図を見ると道が入り組んでいてどこを走ったのやらさっぱりわかりません。とにかくここから最後の上りに入ります。
3㎞ほど走って碑原峠、ここがついに最後のピークです。やったー!
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この先は白石峠の上り口のそばまで一気にダウンヒル、そのままま直進して宿の交差点で一旦ストップ。
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本来のコースならここを右に曲がって梨花カントリーに行くところですが、ここで日没時間を迎えたのでゴールとしました。ツイートしたりしてまったり、感慨に浸ります。
この先は田中の交差点経由でK30を南下しました。朝の集合・スタート地点だったセブンイレブン毛呂山小田谷店で最後の休憩。
朝のレシートが4時18分、夜のレシートが19時46分。15時間以上走り続けました(いや自分はちょっと休みましたけどw)。

完走、やり遂げたお二人です。ホントにホントにお疲れさまでした!!
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しばし談笑したりしてそれじゃ行きますか、と帰路につきます。走り始めてすぐYabooさんとお別れ、CB山さんと鎌北湖まで3kmほどゆっくりしゃべりながら走って、駐車場がそれぞれ違ったのでほとりについたところで左右に別れました。

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160km4800m、上昇率が丁度3%でした。ポピー坂をサボらず上れば獲得標高5000m超になりましたかね。
もうこれはタイトル通り「自分史上最も過酷なライド」だったことに間違いはありません。んなこと言ったってたかだか1年ちょいのキャリアですけどね。
とにかく苦し楽しかったこのライド、満足はしているけど「やりきった感」は正直ありません。やっぱり1本サボっちゃったのが引っかかってます。
まあこれが実力ですから、やっぱり上ればよかったなんて後悔もしていないですけど、次同じような機会があれば今度こそ完走したいですねえ。

次・・・来年はどうするんでしょう、Yabooさん?!

さて、長くなってしまいましたがこれで終わりです。素晴らしいライドを企画してくれたYabooさん、同行頂いたCB山さん、ぽっぽさん、あゆさん、直接声援頂いたプチデビルさん、個別には返信せずじまいになってしまいましたがツイッターで応援頂いた皆さん、ホントにありがとうございました~

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by gon_oz | 2015-07-06 08:26 | 自転車 | Comments(2)
Commented by 24we at 2015-07-06 21:29 x
内容がてんこ盛りでスーパーハードなライドに
ご一緒できなくて残念でした
次回はまたよろしくお願いします
Commented by gon_oz at 2015-07-06 21:52
24weさんこんばんは。
金曜に一旦中止と決まった時は24weさんの一人勝ちか?と思いましたがw、何とか走ることができてよかったです。
あのコースを一人で走るのは根性がいりますよね。さすがです。
自分も次に奥武蔵に行く時は白石峠以降のルートを走ってプチリベンジしようと思っています。
それはそれとしてまたどこかへご一緒しましょう。こちらこそよろしくお願いします。