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BRM912群馬300kmリベンジ毛無峠 参戦記(前篇)

去年の暮れに今年のレース・ブルベ出走予定を展望した時から視野に入れ、春に初めて300kmブルべを走ってからは今年のレース・ブルべの中では最大の目標と考えていた「BRM912群馬300kmリベンジ毛無峠」、参加して参りました。


スタート地点は城南大橋、4時受付開始で5時出走です。逆算すると余裕を見て2時には家を出なければなりません。
前日は何とかいつもより早く帰宅、3時間程度の睡眠を確保しました。
1時半に目を覚まして軽く食事を摂ったりしてから家族の寝静まる家をそっと抜け出し、関越道を藤岡まで一直線。
3時30分位に橋の下に着いてみると、いつもと様子が違います。先着しているのは3台だけ。そんなに出走者少ないのかよ?とびっくり。
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やがて受付が始まり、Yabooさんがやってきて隣に停めて、としているうちにブリーフィングが始まりました。やっぱり少ない出走者、後で聞いたところによると24人だったそうです。
で、ブリーフィングですが「大事なお知らせがあります」と始まったのでピーンときました。PC1と3が通過チェックとなったのです。去年の上毛三山と同じですね。
とにかくPC3を通過できるかどうかが最大の難関だったため、この朗報には内心小躍りしました(ブルべカードのPC1と3には時間が記入されていないから、受付した時点でよく見ればわかっていたことなんですけどね)。
ブリーフィングが終わると同時に喜びのツイート
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その後トイレに行ったりしているうちに車検→スタートとなりました。

スタートから北軽井沢のPC1までは夏休みに試走しているのでコース自体には全く不安はありません。300kmを考えた時にどのくらいのペースで走るべきか、だけが焦点です。それもPC3が通過チェックになったおかげでだいぶ気が楽になりました。
出走者自体は少ないのですが、やっぱり最初はダンゴ気味で6~7人の付かず離れずな感じのトレインで進んで行きます。
ちょっとペースがかったるいから前に出ちゃおうかな~、でもここで前に出て峠やその前のアップダウンでまた抜かされるのもカッコ悪いしな~、などと思っているうちに少しずつ順番が入れ替わりいつの間にか見慣れたこの後ろ姿に付いていました。
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落ち着いたペースで走っているうちにちょっともよおしてきて(小さい方)、これはPC1までは持たないからここらでどこかに入れれば・・・と思っているとタイミングよく道の駅くらぶち小栗の里に通りかかったのでトレインを離脱して寄り道。他にも一人同好の士がいました。
用を済ませてここを出るとひとり旅となり、この先PC1までキューは一つ、権田の交差点を左に逸れるだけです。
その権田を過ぎてしばらく行くと道路右側の自販機コーナーでベンチに腰掛けて休んでいるお仲間が・・・と、近づいてみるとYabooさんが最初の休憩をしているところでした。
「お先でェーす!」と声をかけて通り過ぎましたが、Yabooさんのブログのこの瞬間の写真、コーラの缶の右上に自分の姿が写っています(笑)
そこからさらに進みはまゆう山荘を過ぎたあたりから緩やかな峠道になり、
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二度上峠までの距離が細かく示されます。
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これがこの長くて苦し楽しいブルベの最初の上り、心しつつもそれほどきつくないので淡々と上っていきます。
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このお二人はほぼ同じペースで、この後も全てのPCで一緒になりましたかね。往路は自分が少し先行、復路は彼らが少し先行って感じでした。
とかいっているうちに二度上峠。
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stravaによると権田~二度上峠のタイムは夏休みに試走した時より約15分速くなっていました。
ここで行く先に視線を移すと、晴天に見事な浅間山の山肌が浮かび上がっています。
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ちょっとこの写真だとうまく撮れていないですけど・・・この後展開していく風景に期待が大きくなる瞬間でした。
ここからは10kmを一気に下って
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PC1、北軽井沢のセーブオンです。
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このイスとテーブルがありがたい・・・ここに座って補給しつつツイッターのチェックなどしてみると、ブリーフィング後の喜びのつぶやきにブルべの大先輩プチデビルさんから厳しい激が飛ばされていました(笑)
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は、はい。甘えることなくガンバります・・・
短めに休憩を済ませて出発。直前にYabooさんが到着しました。
別荘地を過ぎてしばらく行くとつまごいパノラマラインに入ります。辺り一面キャベツ畑。緩い起伏がある地形なのでそれはそれで壮大できれいな眺めです。
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そしてR144で長野県に入ります。
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後から地図で見るとここが鳥居峠ですね。緩いアップダウンの中のひとつ、っていう感じでしたけど。
ラグビー合宿のメッカ菅平高原を抜けて、
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須坂までの長い下り。道が悪くて振動が凄い・・・腕がしびれるのもツラいですが、振動が元でバイクに何かトラブルが出ないかヒヤヒヤものです。
バイク自体は無事でしたが、キューシートを照らす光ファイバーの束がライトから外れてしまったので、夜になったら直そうと思ってとりあえずトップチューブバッグに突っ込みました。結局それっきりになるわけですがw
この長い下りを復路では上り返すことになるのですが、下りている時はそんなことはまるで頭に浮かばず、「これを上るのは大変だろうな~」なんて他人事のようにぼんやり考えていました。勾配ばかり気にしてルートの全体像がまるで頭に入っていませんねえ(笑)

下りきると小布施から中野市街を抜けて、ついにR292に入ります。
最初は自転車通行禁止のバイパスのような雰囲気。
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キューシートからもガーミンのルートからもこの道で間違いないのですが、ホントにいいのかな?と不安になりました。見通しがいいわりにすぐそこにあるはずのPC2セブンの看板も見あたらいないし。
しばらく走ると手前の建物の物陰だったか、ぎりぎりになってやっとセブンイレブンの看板が姿を見せてPC2到着です。
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PC1からは約70km、長い下りもあったので休憩なしで来てしまいましたが結構疲れました。
ここではけろさんが休憩を終えられるところでしたが、これを最後にお見かけすることは出来ませんでした。
stravaのFlybyで見るとこの後はどんどん引き離されて、最後の方ではPCひとつ分くらいの差がついていますね。いやあ凄い凄い。これが600ブルべを走った翌週だっていうんだから一体どうなっちゃってるんでしょうかw
自分もこの先に備えて補給、ここまではあまりボトルの水も消費しませんでしたが改めて一杯にしました。
そろそろ行くか、と思ったところでYabooさん到着。またも入れ違いとなりましたが、菅平からの下りのことなど少々お話をして「お先に~」となりました。
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ここから約26km1600mの上りがこの日のクイーンステージ、というところでしょうか。
走り始めてみると、それまで感じていた以上に暑い・・・12時が近づいているので当然ですね。これはちょっと対策しないとマズそうだ、ということで本格的に上り始める前にすぐ停まってまずはアームカバーを装着。直射日光を浴びないだけでもダメージが大分違いますからね。
そこから再スタートして走って行きますが、このルート基本的に東向きというか南東向きというか、そういう方向です。つまり進行方向右前方から陽が射すので常に日向。反対車線はほぼ常に日影です。
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よっぽど逆走してやろうかと思った・・・いやウソですが下り車線の日影がとにかく羨ましかったです。
向かっている次のPCはいよいよPC3、通過チェックになったものの最大の難関と思われた毛無峠です。
朝のデビさんの檄もありましたが、去年の上毛三山の時と同じように元の制限時間内に辿り着いて注釈なしの完走にしたいという気持ちが湧いてきました。
元のタイムリミットが16時28分ですから、渋峠に15時までに到達すれば何とか行けるだろう、と算段しつつ上ります。
しかし、やっぱり暑い・・・8月後半から急に涼しくなってそれっきりだったので、灼熱ではないもののこれだけの暑さは久しぶりで堪えます。
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景色はいいもののだんだん頭がぼーっとしてきて、このまま走り続けると熱中症になりかねない気配を感じました。普段のヒルクライムなら足つきはしたくないし無理してでも行ってしまうところですが、まだ先が長いしそんなことにこだわっている場合じゃない・・・PC2を出てまだ9kmくらいでしたが、わずかに日影になっているところで最初の休憩です。
この日は高いところの気温が読めないのでウェアの準備が多くて場所をくい、もう真夏でもないしということでボトル1本体制でした。よって中身はただの水。塩分、ミネラルが不足になりがちです。
足をついて停まったらまず塩タブレットを取り出して口に放り込み、手足首筋頭に水をかけて体を冷やします。
そう、確かガーミンの時計が12時ちょうどを表示していたので3分休もう、と思い12時3分に再出発したのでした。体がオーバーヒートしないように気をつけながら上って行けば、この先気温はどんどん下がるはずだから何とかなるだろう、と楽観的に考えました。
3分経って再出発、さっきと同じくらいのペースでゆるゆると進んで行きます。
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20年以上前にスキーでよく来たあたり、蓮池、丸池、サンバレーなど懐かしい名前が次々出てきますね。
金曜夜に仕事が終わってから友達と集合して出発、未明にこのあたりに辿りついて雪がしんしん降り積もる中を走ったのがこの道か・・・まさか20年以上経って自転車で走ることになるとは夢にも思わなかったですよ。
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さっきの休憩から数km行ったところでまたちょっとしんどくなってきたので無理せず休憩。
このヒルクライムの半分は過ぎていたので、ここ一番のために用意してあったちょいと高級なゼリーをちうちう。プラシーボのような気もしますがちょっと力が出たかな?
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予想通り高度が上がるにつれ気温が下がるのでだんだん調子も戻ってきましたが、やはり水は消費します。ちょっとずつ飲んできたボトルの水もだんだん残り少なくなってきました。道沿いにあるホテルも二週間前ならやっていたのかも知れませんがほとんど閉店状態、たまにレストランだけやっているのかな?ってところがあるくらいです。
自販機などとても期待できない・・・渋峠まで持つかな持たないかな、うーんどうしよう~と思いつつ上っていると、ちょっと立派な公衆トイレが道端に。
迷わず手洗いの水を頂戴することにしました。こんな場所だから変な水源じゃないだろう、ということで。イメージとしては夏至チャレでお世話になった、橋場交差点の公衆トイレのあの冷たくて気持ちいい水です!
実際にはそんなに冷たくなかったし、手洗いのボウルと水栓の間にボトルがうまく入らなくてそれほどたくさんは注ぎ足せなかったですけどね。まあそれでもこれで少なくとも渋峠までは問題ありません。
何とか一息ついて前を見ると遥か上方に横手山レストハウス。
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あんなとこまで上るのかよ!とゲンナリするのはいつもの話。好きで上っているのになんでこんなにゲンナリするんでしょうねえ?
それでも心を無にしてひたすら漕ぎ続ければ、いつかは上りきれるものです。遥か上方に見えた横手山のレストハウスを超えると峠まであとわずか。こんなところを通って
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また群馬県との県境。
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有名な渋峠ホテル、県境に跨っています。
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このあたりまでは、快晴とまではいかないまでも青空が見えていました。写真の方向は曇ってますけど、真上とか後ろ方向とか。

ここからさらにちょっと上りつつ右に緩いカーブを抜けると、先日とは逆方向から国道最高地点に到達。この日のルートで一番長い上りを何とか上りきりました!
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さっきまで青空が見えていたのに完全にガスの中です。
この前も、ここから長野側にちょっと足を延ばしたデビさんが「あっちは晴れてたよー」と言っていたのは同じような感じだったんですね。
この写真の撮影時刻が14時37分。15時までに峠に着ければ・・・と思っていた時間をクリアしました。
写真だけ撮って一言ツイート、すぐに毛無峠のPC3に向かって走り始めました。

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by gon_oz | 2015-09-16 00:10 | 自転車 | Comments(0)