奥武蔵・あの激坂で坂練を
今年最初のヒルクライムレース、ツール・ド・八ヶ岳まであと3週間となりました。
初参戦なので段取り、行程、コースどれもイメージがなくて切迫感がないのですが、とにかく練習だけはしておかねば。
というわけで奥武蔵界隈に走りに行って参りました。
今回の坂練の目玉は激坂で名高い子の権現。
一度北からのアプローチで上ってはいますが、あの有名な「巻き貝」の南側は上ったことがありません。
何となく気が向いたのでこれにチャレンジしておこうかと。
坂練というよりはアトラクション的要素が強いわけですが(笑)
朝は5時過ぎに出発、所沢からR463バイパスを通って飯能市街からK70。
まずは飯能永田のセブンで最初の休憩。自宅から約40kmです。
ここを出るとさらに西に進み、小瀬戸交差点を右に曲がってK350に入ります。
初めて走りますが、なかなか雰囲気があっていい道ですね。
道中もちょっとしたお寺とか祠とか。
分岐のたびに子の権現への看板があるので迷うこともないし大体の距離もわかります。
残り距離が少なくなるにつれ勾配はキツくなり、周りの樹々も鬱蒼としてきました。
10%を越え15%を越え、ついに左カーブで20%越え・・・前回ここを降りたときの記憶から、次が「巻き貝」だと確信しました。
そしてその通りに次に現れた強烈な右カーブ・・・もはやガーミンの勾配などとても見ることができません。
ブラケットを握る手を力一杯に引き付け、なおかつ前輪が浮き上がらないように前に体重をかぶせ、ペダルに全体重を預けるように踏み込む・・・一番キツい勾配は25%以上だと思いますが、何とかクリア!
ここをこなせばゴールはすぐそこ、緩い勾配(っても10%以上は優にあったと思います)に戻った道をノロノロと上っていきます。
実は走り始めてからどうしようかと考えていたことがありました。
仮に「巻き貝」をクリアできたとして、写真を撮りに戻ろうかどうしようか、ということ。
あの巻き貝の内側の崖部分に自転車を立てかけて写真を撮りたい・・・と思っていたのです。
クリアした後の勾配を上りながら改めて考えましたが、やっぱりやめときました。前日にクリート取っ替えたばかりだし(笑)
すいません、ネット上の拾い画像でご勘弁を
そして石碑のあるエリアに到着(写真はなし)、そのまま本堂へと参道を上ります。
本道横の金のワラジで記念撮影です。
さらに下りてくる途中で仁王さまと愛車のスリーショット。
北へと下って天目指峠を上ります。
K53に下りてさらに西へ。
2週間前に来たばかりですが・・・
実はstravaによると 2週間前のタイムが山伏峠、刈場坂峠共に2年前、Yabooさんのライドに初参加した時より悪かったのが密かにショックだったのです(笑)
ただこの前は信号に引っ掛かったりスタート直後に一旦停止してツイートしたりしたので、もう一回ちゃんと上ってみたくなったのでした。
トイレに入ってから一息ついてスタート。最初の緩いカーブを曲がって例の信号が目に入ります。見えた瞬間は青でしたが近づくうちに点滅、ダッシュしてもとても間に合わないタイミングで無情にも赤に(笑)
この前より長い、1分半程度のタイムロスです。
青になると気を取り直して再スタート、まあまあ一所懸命漕いで
峠に到着。
後でstravaの結果を見たところ、「工事区間終了地点スタート」ってセグメントでは2年前より3分くらい早いタイムでした。あ~よかった。
ここから少しだけ下って
正丸峠への短い上り。
写真だけ撮ってすぐ下るのはこの前と同じです。
下りきったあたりでR299を見下ろします。
で、刈場坂峠へとスタート。
後で見比べてみたら2週間前と同じところで写真を撮っていました。
今回
前回
そして峠に到着。
タイムは・・・stravaなど見なかったことにしておこう(笑)
ここからはグリーンラインを東に進みます。
この写真の方向へ。
想定していたのは猿岩線を下って笹郷線を上るルートですが、時間がまだ早かったので色気を出して(=調子こいて)梅本線を下って猿岩線を上ることに。
この違いは大きい・・・デザートのつもりでいたのがいきなりメインディッシュに化けてしまいました(笑)。
梅本線を下りて
三滝入口でトイレを済ませて猿岩線への上り口に移動。
スタート・・・
少し走ると猿岩線の起点です。
この先どんどん斜度はキツくなって、12~14%が続くゾーンが最大の難所です。
すっかり脚が売り切れた上に補給もギリギリで力が出ない(完全言い訳モードw)、そんな勾配のところではもう5km/h台で停まりそうになりながらのそのそと進んで行きます。
ゴール近く、勾配が緩み左手に大きく視界が開けるところ
ここは気持ちいいですね~。
で、やっとの思いでゴール。
あとはグリーンラインをそのまま進んで宿谷権現堂線から日高の方に下りるだけ、
と言いたいところですが、ユガテあたりのアップダウンがこれまたしんどい・・・上れる脚は全く残っていないのでまたひとケタkm/hでゆるゆると。
天文岩
木漏れ日が美しい場面も。
宿谷権現堂線の起点まで下りてきました。
この木の案内標識があちこちに新設されていました。ハイカー向けでしょうか。
K30と並行して走る空いた道。
日高のセーブオンで最後の休憩。
この後の帰路も売り切れ御礼サイクリングモード全開でのんびり走り、17時前に帰宅しました。
ヒルクライムレースのための坂練になったのかどうかは甚だ疑問ですが(笑)、がっつり上って苦し楽しめたライドとなったのでした。
にほんブログ村
初参戦なので段取り、行程、コースどれもイメージがなくて切迫感がないのですが、とにかく練習だけはしておかねば。
というわけで奥武蔵界隈に走りに行って参りました。
今回の坂練の目玉は激坂で名高い子の権現。
一度北からのアプローチで上ってはいますが、あの有名な「巻き貝」の南側は上ったことがありません。
何となく気が向いたのでこれにチャレンジしておこうかと。
坂練というよりはアトラクション的要素が強いわけですが(笑)
朝は5時過ぎに出発、所沢からR463バイパスを通って飯能市街からK70。
まずは飯能永田のセブンで最初の休憩。自宅から約40kmです。
ここを出るとさらに西に進み、小瀬戸交差点を右に曲がってK350に入ります。
初めて走りますが、なかなか雰囲気があっていい道ですね。
道中もちょっとしたお寺とか祠とか。
分岐のたびに子の権現への看板があるので迷うこともないし大体の距離もわかります。
残り距離が少なくなるにつれ勾配はキツくなり、周りの樹々も鬱蒼としてきました。
10%を越え15%を越え、ついに左カーブで20%越え・・・前回ここを降りたときの記憶から、次が「巻き貝」だと確信しました。
そしてその通りに次に現れた強烈な右カーブ・・・もはやガーミンの勾配などとても見ることができません。
ブラケットを握る手を力一杯に引き付け、なおかつ前輪が浮き上がらないように前に体重をかぶせ、ペダルに全体重を預けるように踏み込む・・・一番キツい勾配は25%以上だと思いますが、何とかクリア!
ここをこなせばゴールはすぐそこ、緩い勾配(っても10%以上は優にあったと思います)に戻った道をノロノロと上っていきます。
実は走り始めてからどうしようかと考えていたことがありました。
仮に「巻き貝」をクリアできたとして、写真を撮りに戻ろうかどうしようか、ということ。
あの巻き貝の内側の崖部分に自転車を立てかけて写真を撮りたい・・・と思っていたのです。
クリアした後の勾配を上りながら改めて考えましたが、やっぱりやめときました。前日にクリート取っ替えたばかりだし(笑)
すいません、ネット上の拾い画像でご勘弁を
そして石碑のあるエリアに到着(写真はなし)、そのまま本堂へと参道を上ります。
本道横の金のワラジで記念撮影です。
さらに下りてくる途中で仁王さまと愛車のスリーショット。
北へと下って天目指峠を上ります。
K53に下りてさらに西へ。
2週間前に来たばかりですが・・・
実はstravaによると 2週間前のタイムが山伏峠、刈場坂峠共に2年前、Yabooさんのライドに初参加した時より悪かったのが密かにショックだったのです(笑)
ただこの前は信号に引っ掛かったりスタート直後に一旦停止してツイートしたりしたので、もう一回ちゃんと上ってみたくなったのでした。
トイレに入ってから一息ついてスタート。最初の緩いカーブを曲がって例の信号が目に入ります。見えた瞬間は青でしたが近づくうちに点滅、ダッシュしてもとても間に合わないタイミングで無情にも赤に(笑)
この前より長い、1分半程度のタイムロスです。
青になると気を取り直して再スタート、まあまあ一所懸命漕いで
峠に到着。
後でstravaの結果を見たところ、「工事区間終了地点スタート」ってセグメントでは2年前より3分くらい早いタイムでした。あ~よかった。
ここから少しだけ下って
正丸峠への短い上り。
写真だけ撮ってすぐ下るのはこの前と同じです。
下りきったあたりでR299を見下ろします。
で、刈場坂峠へとスタート。
後で見比べてみたら2週間前と同じところで写真を撮っていました。
今回
前回
そして峠に到着。
タイムは・・・stravaなど見なかったことにしておこう(笑)
ここからはグリーンラインを東に進みます。
この写真の方向へ。
想定していたのは猿岩線を下って笹郷線を上るルートですが、時間がまだ早かったので色気を出して(=調子こいて)梅本線を下って猿岩線を上ることに。
この違いは大きい・・・デザートのつもりでいたのがいきなりメインディッシュに化けてしまいました(笑)。
梅本線を下りて
三滝入口でトイレを済ませて猿岩線への上り口に移動。
スタート・・・
少し走ると猿岩線の起点です。
この先どんどん斜度はキツくなって、12~14%が続くゾーンが最大の難所です。
すっかり脚が売り切れた上に補給もギリギリで力が出ない(完全言い訳モードw)、そんな勾配のところではもう5km/h台で停まりそうになりながらのそのそと進んで行きます。
ゴール近く、勾配が緩み左手に大きく視界が開けるところ
ここは気持ちいいですね~。
で、やっとの思いでゴール。
あとはグリーンラインをそのまま進んで宿谷権現堂線から日高の方に下りるだけ、
と言いたいところですが、ユガテあたりのアップダウンがこれまたしんどい・・・上れる脚は全く残っていないのでまたひとケタkm/hでゆるゆると。
天文岩
木漏れ日が美しい場面も。
宿谷権現堂線の起点まで下りてきました。
この木の案内標識があちこちに新設されていました。ハイカー向けでしょうか。
K30と並行して走る空いた道。
日高のセーブオンで最後の休憩。
この後の帰路も売り切れ御礼サイクリングモード全開でのんびり走り、17時前に帰宅しました。
ヒルクライムレースのための坂練になったのかどうかは甚だ疑問ですが(笑)、がっつり上って苦し楽しめたライドとなったのでした。
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by gon_oz
| 2016-03-29 13:08
| 自転車
|
Comments(2)
Commented
by
araita
at 2016-03-29 14:06
x
ヒルクライムレースが控えていることもありますが、それにしても毎週頑張りますね。頭が下がります。
僕なんか土曜日に頑張っても翌日ゆっくり休めばいいや!
そんな気持ちで乗ってますからね(爆
そろそろハンドルコラム・・・カットですかね。
レースでも結果が出ると良いですね、頑張ってください。
僕なんか土曜日に頑張っても翌日ゆっくり休めばいいや!
そんな気持ちで乗ってますからね(爆
そろそろハンドルコラム・・・カットですかね。
レースでも結果が出ると良いですね、頑張ってください。
0
Commented
by
gon_oz at 2016-03-29 21:38
araitaさま
コメントありがとうございます。
いやいやもう、泥縄トレーニングですよ~
少しは鍛えておかないと本番で楽しめない、というか苦しいだけになっちゃいますからね。
コラムカット、よく気がつきましたね(笑)
メーカー直販なので買ったショップでお願い、ってわけにもいかず、持ち込み整備可の店の目星はつけてあるんですが何となくそのままになっています。
自分もとっとと切っちゃいたいんですけどね。
コメントありがとうございます。
いやいやもう、泥縄トレーニングですよ~
少しは鍛えておかないと本番で楽しめない、というか苦しいだけになっちゃいますからね。
コラムカット、よく気がつきましたね(笑)
メーカー直販なので買ったショップでお願い、ってわけにもいかず、持ち込み整備可の店の目星はつけてあるんですが何となくそのままになっています。
自分もとっとと切っちゃいたいんですけどね。