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紅葉と極上の峠道に出会うライド<後編>

前回の続き。
塩山で昼食を済ませて店を出たらしばらくは平地走行、このあたりは勝沼なので、道端にはずーっとぶどう園が連なっています。
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ルートからわずかに外れたところにあるファミマにちょっと寄り道、ドリンク等をそれぞれ補給して
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いよいよこの日のメインディッシュ御坂峠を目指します。
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前篇の紅葉の写真のように午前中は青空が拡がりいい天気だったのですが、この頃はすっかり曇り空。行く手の山の向う側はいかにも雨が降っていそうな怪しく暗い雲が垂れ込めていました。
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変わらずYabooさんに牽いてもらいっぱなし(スイマセン)ですが、Yabooさんはこの前日も180km近く走った上にさいたまクリテリウムをビンディングシューズで歩き回って観戦していたとのことで、このあたりではかなり脚にキテる様子でした。だらだらした上り坂が続きますが、いつものYabooさんと違ってペースが上がりません。
うーん先に行かせてもらっちゃおうかなー、どうしようかなー、と逡巡していると、後ろを走っていたぽっぽさんがすーっと前に出てそのまま二人を引き離し始めました。
うむむむむ・・・そのまますぐ後を追おうかと思ったのですが、どうもシチュエーション的にそれもいかがなものか・・・結局、しばらくYabooさんの後ろについてから「すいませんちょっと先行かせてもらいます~」と声をかけて前に出ました。
Yabooさんが「分岐を左!」と教えてくれたのでぽっぽさんに追いついたら伝えようとしたのですが、ぽっぽさんは歩道に乗り上げて停止。どうしたのかと思ったらサイコンが電池切れしそうでバッテリーにつないでいるらしく、「先に行ってください」とのこと。
それでは、とそこから図らずもひとり旅となり、まもなく右がトンネル、左が御坂峠の分岐が現われました。
そしてここを左にそれてからが今回のライドの白眉となる峠道でした。
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トンネルに抜ける道と分かれたことで、こちらの道はほとんど車が通りません。峠にたどり着くまでにすれ違った車、追い越していった車それぞれ1台ずつでした。すごく静かで、自分の息遣いだけが山あいに響いているような感覚です。
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道は広くて路面も荒れていないので走りやすく、斜度は5~6%程度であまりきつくないので、クルクルと脚を廻して漕ぎ進むことができます。
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気持ちよく曲がれるカーブがつながる九十九折で、時折見下ろすと今上ってきた道が木々の間から折り重なって見えています。その木々は色づき始めていて、邪魔にならない程度にぱらぱらと路面にも枯葉が落ちているのがまたいい雰囲気を醸し出しています。
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走りながら構図や露出などまるで考えずに撮った写真では(そういうことを考えながらじっくり撮っても同じかも、ですがw)とてもこの雰囲気を伝えきることができません!

もうとにかく、いつまでも走っていたくなるようなそれはそれは素晴らしい道でした。まだロードバイクに乗り始めて時間も浅くそれほどあちこち行ったことはないのですが、乏しい自分の経験の中で「気持ちよく上れる」点では間違いなくナンバーワンの峠です。

Yabooさんが休憩したファミマで教えてくれた峠までの距離15kmに達したあたりから勾配が緩くなり、少し下りもある中でどこがピークか気をつけながら走ります。16kmを超えたところでトンネルが現われ、手前の広くなったところに観光バスが2台停まっていました。
ああここが峠だな、と思ってバスの運転手さんに訊いてみたらやっぱりその通りだったので、とりあえずトンネル手前で記念撮影。
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ぼけてしまいました。

ほどなくぽっぽさんが到着。
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続いてYabooさんも上ってきました。
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ここでまた写真を撮ったりして、トンネルを通過します。入口奥にかすかに人影が見えているのがYabooさん。
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当然ブレブレですがこんな感じ、ということで。
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トンネルを抜けた先で休憩+写真撮影。天気が良ければこの向うに富士山が見えているはず、だそうです。残念・・・
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休憩、雑談した後はここからまた河口湖まで下ります。全行程の中でこの辺りが一番寒かったような・・・峠と下りは相当寒いと予想してウインドブレーカーではなく薄手のジャケットを持って行ったのですが、柳沢峠ではあまり寒くなくてやっぱりウインドブレーカーにすればよかった・・と後悔していました。でもこの御坂みちの下りではやっぱりジャケットで良かった!と思い直したのです。
湖畔では写真だけ撮って先を急ぎ、
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セブンのおひめ坂通り店で休憩。
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この後は下り基調の冨士みちを35~40km/hで17~18km、あまり広くない道を車と同じペースで走ったところもありちょっとスリルを感じてしまいました。禾生で右に折れて今度は雛鶴峠方面へ。
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この区間で完全に暗くなり夜間走行となりました。峠自体はそんなにきつくも高くもないので淡々と上りきり、トンネルを過ぎてからは下り基調のアップダウンです。
うーん楽しい!脚が合うと言っていいのか、気持ちよく漕ぎ続けられるスピードで3人離れることなくひたすら走り続けます。今この区間の走行を思い出すと、昔やったスーパードンキーコングの「マインカートコースター」を連想しました。わかってくれる人いるかな?
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もっとも自分は後をついていくので楽しいだけなのですが、先頭のYabooさんは車線とか路面状況とか対向車とか気を使って大変だったと思います。冨士みちに入ったくらいからはいつものYabooさんの走りで、先頭をガンガン飛ばしていました。
そして相模湖へのルートを右折する交差点で小休憩しましたが、禾生で右折してからここまで一度も停まりませんでした。ログから拾ってみると約29km、70分の間ひたすら漕ぎ続けていたのです。いやあ走った走った。
漆黒の相模湖を渡り、セブンで大垂水峠を超える前の休憩。大垂水峠自体は大したことありませんが、ここまで既に3000mくらいは上っているので最後の補給で勢いをつけます。ガリガリ君ソーダとどら焼きみたいなスイーツ「横濱ドーム」を頂きました。
そして完全に息を吹き返したYabooさんを先頭に大垂水峠を目指します。いいペースで上って行きますがとにかく暗いので周りの様子はわかりません。あれ、この辺かな?っていうのを2~3回繰り返した後で「大ダルミ峠」の石碑の前を通過、さらにピークの標識の下を通りました。
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これまたぶれぼけだけど一応

この後は軽いダウンヒルをこなして高尾~八王子~日野~立川と市街地を通り、府中街道から青梅街道に入ったところでまたセブンにイン。
ここで最後の補給+休憩。Yabooさんとはここでお別れです。
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丸一日先導してもらい頼りっぱなしでした。どうもありがとうございます!
その後はぽっぽさんとふたりで青梅街道を西へ。ぽっぽさんが前を走る場面では鬼牽き炸裂、メ一杯に踏んで追いつくのがやっとです。なんとか踏ん張ってドラフティングが効く位置に入りましたが街中でこれは危なかろう、と思い直してすぐまた離れてヒイコラ。次の信号待ちですかさず泣きをいれてちょっとスピードを落としてもらいました。
そこから今度は千川通りに入って、環八との交差点で川口へと北上するぽっぽさんともお別れです。
ぽっぽさん、一緒にいいペースで走れて楽しかったです。またご一緒しましょう。
自宅まではあと3kmくらい、ガーミンの電池残量を気にしながら無事に帰宅。残り2%くらいで胸を撫で下ろしました。
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走行距離は270km、獲得標高は約3900m。赤城山自走と同じくらいの距離ですが、今回の方がみんなで楽しく走れた分圧倒的につらさが少なかったです。序盤で一度ガーミンの勾配計がエラーを起こして、それ以降獲得標高が表示されなくなってしまったので、ルートラボを引いて獲得標高の数字を再確認しました。

以上、柳沢峠-御坂みち-河口湖とまわったライドのレポートでした。いやいや楽しかったです。企画先導いただいたYabooさん、ご一緒いただいたぽっぽさん、本当にありがとうございました!
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by gon_oz | 2014-10-30 02:44 | 自転車 | Comments(2)

紅葉と極上の峠道に出会うライド<前編>

10/26(日)Yabooさんの企画に乗って柳沢峠~御坂峠~河口湖といったところを走ってきました。
当日は朝6時半に小作坂下のセブンに集合。事前にルートを確認すると37㎞あったので、20km/hと30分の余裕を見て4時過ぎに出発しました。
早朝につきそれなりのスピードで走れるはずなので、20km/hという速度設定自体にも余裕は含まれていたのですが、とにかく信号にひっかかるひっかかる。
かなり西の方に行くまでこの状況は変わらず、結局予定通りで6時頃にセブンに到着。
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朝食を摂って待っているとYabooさんが到着。それからしばらくして初めましてのぽっぽさんも来られました。この日のメンバーはこの3人です。
ぽっぽさんの愛車ニールプライド。初めて見ました。
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いわゆる「エアロフレーム」っていうんでしょうか、横から見ると厚くて上から見ると薄っぺらい造形が独特です。

Yabooさんのブログの参加コメントにツイッターで連絡を、とあったので仲間のアカウントのフォロワーからぽっぽさんのアカウントを探し出してとりあえずフォロー、最近のツイートをざっと読んでみました。赤城山を練習で1時間19分とあります。うーん、速い!ついていけるでしょうか?

Yabooさんのセクター号、写真は左サイドなのでわかりづらいですが、最近コンポ一式とホイールを一新して半新車状態です。
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この換装で”軽く”乗れるようになったとのこと。銀のフレームに黒の新コンポが渋くてカッコいい組み合わせですね。

少しお話をして、じゃ行きましょうと出発。一路西に向かいます。まずは吉野街道から古里でまたR411、このあたりでも一応(?)青梅街道っていうんですね。
天気がいいので写真を撮ったりしますが、山は一面緑色です。
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30kmほど走って奥多摩湖。
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休憩を挟んでしばらく湖畔を走ります。
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あまり距離を走っていませんが、柳沢峠への上り口ということで「道の駅たばやま」でも休憩。
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何か補給をと思いましたが売店が開いていないので、持参のシリアルバーと自販機のおしるこドリンク。しばし雑談のあと、いざ最初のヒルクライムへと出発です。
柳沢峠までは約18kmとYabooさんのブリーフィング、それを目安に進みます。国道なのでそれほど勾配もきつくない、ということも教えてもらいましたが、その通りでした。
18kmで約800m上るのが平均的に均されている感じで、斜度は5%程度です。3人一緒に無理のないスピードで景色を楽しみつつのんびり進んで行きました。
だいぶ高度も上がってきたので、色づいている木々もみられるようになっています。
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峠近くまで上ってくるとこんな感じ。
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ブログ等でよく見る見たことがある橋のような・・・違ったかな?
そうこう走って18km、峠が見えてきました。
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峠がそこにあると一目でわかるこの光景はいつも走っている奥武蔵にはないものです。まさに「ピーク」という感じで、あそこまで行くと峠でその先には何があるのか?何が見えるのか?と思わせます。わくわくしますねえ。
ピークを超えて見返すとこんな感じ。
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とりあえず記念撮影をして
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自販機で赤コーラ(小)を買って補給しつつ休憩。
この日の柳沢峠はオートバイで一杯です。こういうところには珍しくロードバイクが一台も見当たりません・・・我々がここを出発するのと入れ違いくらいに、一人だけピンクのジャージのローディが来たので「こんちわー」と軽く挨拶をして出発。
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ここからはこの日最長のダウンヒルです。50km/h超で延々と下り(ヒャッホー!!)、やがて塩山の町へ到着。
スケジュールでは食事をとる予定になっているところです。ちょっと駅前辺りを見てみますがあまり食事できそうなところがない・・・最初に目についたほうとうと馬刺しの店に入りました。
Yabooさんと自分はほうとう、ぽっぽさんはモツ煮込み定食を頼みました。
ほうとうはこんな感じ。
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おっと、ぽっぽさんのモツ煮込み定食には値段が高くてみんなあきらめた馬刺しがついているではないですか!
ほうとうも旨かったし、ぽっぽさんのご厚意で貴重な馬刺しを一切れ頂いてしまいました。ぽっぽさん、馬刺しおいしかったです。ありがとう!
ほうとうはボリューム満点、ぽっぽさんもご飯をおかわりしたのでみんな腹いっぱいです。このお腹を抱えてこの日のメインディッシュであるところの御坂峠に上れるのでしょうか?
続きは次回エントリーで。

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by gon_oz | 2014-10-28 02:31 | 自転車 | Comments(2)

突き抜けたか?白石峠、怒涛の自己記録更新

だいぶ涼しくなってきましたね。手持ちのウェアが極端に少ない身としては、これからの日一日と気温が変わっていく季節、走るたびに頭を悩ませることになります。ああ、めんど。ていうかウェアが欲しいです。

先週土曜日は大学のクラス会、20数年ぶりに顔をあわせる友人もいてとても楽しい時間を過ごしました。二次会まで行っても帰宅が22時過ぎとそれほど遅くならなかったのもグッドですね。
日曜は目覚ましをかけずに自然に6時に起床、それからゆっくり準備をして7時過ぎに家を出ました。
行先は白石峠。前の週は車載で房総半島、次の週末もおそらく遠出になるのでこの週末はちょっと遠慮気味に白石峠+α程度としました。
となれば、やっぱりTTです。今年は1月5日にクロスバイクで上って37分50秒だったのを皮切りに、数えてみたらこれまでに9回白石峠に上っています。
情けないことに何回上っても37分を切れず、前回8月末にやっと36分台を出しました。そこで今回は年内の目標「四捨五入で30分」つまり35分切りを達成すべく気合十分に出撃です。8月末~9月にグンマー方面で鍛えた成果を発揮することができるでしょうか?

往路は距離的には最短と思われる大泉-清瀬-所沢-入間ルートを選択。最近は復路に使うことが多かったこの道ですが、入間からのK262-K30で多少のアップダウンがある以外は極めて平坦なので脚を削られずに白石峠までたどり着くことができます。
55kmほど走って田中のファミマで休憩。
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さらに7㎞ほど緩やかに上って白石峠上り口に到着。前回同様、写真を撮っただけですぐに上り始めました。
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・・・すると、明らかに今までと感触が違う気がします。2速シッティングを中心にキツいところは3速ダンシングを織り交ぜながら進みますが、いつもこんなにケイデンス出てたかな?って感じるくらいにクルクル脚が廻ります。これはいいぞ!と思う一方で、確か前回も程度こそ違え同じように感じたことも思い出します。とにかくこれはいいかも!と思いつつゴールでラップタイムを見てがっかり、っていうのをここでは何回も経験しているので、気を緩めることなく漕ぎ進めました。

この白石峠は前半がキツく、後半もキツい勾配は各所あるもののその間の緩勾配の割合が前半より多いので、前半抑え目で行って後半でスパート、っていうのが攻め方のセオリーになっています。
でも自分はあえて無視、というか前半抑えるっていってもその塩梅がよくわかりません。何か前半で力を抑えるとそのまま余力を残してゴールしてしまいそうな気がしてしまうんですね。10回近く上ってるんだからその辺いい加減わかれよ!って話でもありますが・・・
で、「とにかく一所懸命漕げ!」っていうカミカゼ作戦です。

案の定後半になるとやっぱりちょっとタレてきて、前半と同じような勾配でも同じスピードが出ていないように感じます。そこを何とかガマン、ガーミンのあてにならない勾配計が二桁の勾配を示した時に時速が一桁になることが何回かありましたが、また持ち直して(このあたり赤城山HCの後半と同じだな)勝負平橋の坂をえっちら上って残り1㎞、パラグライダー発着場を過ぎ、最後の直線でスパート!
ここ、記憶の中のイメージでは平坦なんですが、今回改めてガーミンを見ながら走ると直線の前半で8%、最後の方でも5%以上の勾配がありました。最後のとどめにダンシングで猛加速したいところですが、下半身がいうことをききません。
シッティングのままで力を振り絞り、スピードは15、16、17、18km/hって感じでまだるっこしくもじりじり上がっていきます。0.0kmの標識を通り過ぎる瞬間にラップボタンを押して表示されたタイムは・・・





32分22秒




キタキタキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
何回上っても37分を切れなかった今までのは何だったんだ、っていういきなりの4分更新です!これは嬉しい!
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それにしても何でいきなりこんなタイムが出たのか?
9月の群馬に代表されるようにあちこち上り続けたのと、毎日ちょっとずつストレッチとか体幹トレーニングとかやり続けたのが実を結んだんでしょうか。
不思議は不思議ですが、まあとにかくこれが一回きりのことにならないようにまた頑張りましょう。
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そして、思いもかけないタイムが出たことで次の大きい目標が出来ました。37分を切れないでいる時には一生無理というか自分には関係ない数字だと思っていた30分切りを来年の目標に掲げたいと思います。うーん、いきなり大きく出たな?!
自分の誕生日は12月後半なのですが、来年の誕生日には大台に乗って四捨五入で100歳です(笑)。是非ともその前に白石峠で30分切りを!というわけで、ここから2分半縮めるのは並大抵のことではないとは思いますが、まあ無理せずゆっくりとそこに近づいていきたいものですね。ロードバイクの色々な楽しみ方のひとつとして。
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by gon_oz | 2014-10-21 01:08 | 自転車 | Comments(8)

房総半島先っちょツアー<後編>

前回の続きです。
磯の香亭で満腹になった我々は、摂取したカロリーを燃やすべくまた走り始めることにしました。
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ここから20㎞弱は房総半島の先っちょ部分の海岸沿いをひた走りました。ここは東向きで今までと方向が違い、さらに海沿いだったので向かい風が結構強かったですね。
順番もちょっと流動的に、オヤジさんが前に出て
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さらにZENさんも前に出て
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と自分は少しずつ後ろに下がってみたりして。色んな人の後ろで走るとそれぞれの走り方とかバイクとか見られて面白いですね。
ここまでずーっとかじさんが牽いていましたが、この海岸区間の後半、風がキツいところでZENさんがすーっと前に出て、かじさんと二言三言言葉を交わしてそのまま先頭に出て牽き始めました。うーん、漢です!カッコイイ!
海岸から内陸に入って北上し始めるところのセブンで休憩。一応食後のデザートタイムということで。でもみんなまだ天ぷらが効いていてそれほどスイーツも進んでいなかったかな?
そして、ここを出てからの30㎞余り、序盤は館山市街を通ったりしたけどその後は房総的アップダウンがひたすら続いて走り応えあり。このルートをトレインでヒィヒィいいながら走っていくのは最高に楽しかったですね。もうこの辺ではほとんど写真を撮っている余裕はありません。
そろそろ休憩を・・・って思っていたところで道沿いの川の向こうにソフトクリームのオブジェあり。全員の意見が一致してここ「みねおかいきいき館」で休憩することになりました。
今回は珍しくソフトクリームの写真を撮り忘れませんでした(笑)。
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みんなが美味しくソフトクリームを頂いている間、その気力もなく力尽きて地べたに横たわる黄色いマグロカッシー。
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名誉のために書いておくと、彼は2週間前に600kmブルべを見事完走したばかりなのです。この30㎞余りの走りを後ろから見て「やっぱり600km完走するだけの力強い走りだなあ」と感心していたのですが、ブルベの疲れがとりきれていなかったのでしょう。いやあお疲れさまです。
隣の牛舎にはめずらしい「白牛」がいました。なんでもインド産だとか。
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ここを出てしばらく走ると復路唯一の峠を越えます。
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名前はあるのかな?おそらく百数十mだと思います。
このあたりから夕暮れてきて、往路と同じルートに入りセブンイレブン富津大貫店で最後の休憩をした時にはすっかり真っ暗でした。
大人数での夜間走行は初めてでしたが、何だか非日常感があって意味もなく楽しいですね。16号などの幹線道路を走りましたが、クルマが少なくて走りやすかったこともあるでしょう。
富津から君津、木更津と順調に抜けて袖ヶ浦に戻ってきました。
公園に戻る最後の直線はみんなそれぞれに踏み倒して最後の〆をしてゴール。

ここからさらに70㎞自走の来瀬くんとはここでお別れ。お疲れさまでした。ほんとアタマが下がります。それ以外のオヤジ達はクルマで近くのガストに移動して打上げ。

距離の割にかなり端折って短めのレポートとなりましたが、実に楽しいライドでした。天気も良く、落車やパンクといったトラブルもなかったので終始順調に走れたのがよかったですね。
企画・ルート作成をしてほとんどの区間を牽いてくれたかじさん、ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。
次は紅葉の季節にまた行こうという話が出ています。タイミングが合えば参加したいですね。てか是非日曜日に!
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今度の週末はジャパンカップも魅力なんですが、三週連続の遠出はちょっと厳しいのと土曜日に大学のクラス会があって早起きは出来そうもないので、適当に近場を走るつもり。
その次の日曜はYabooさんの企画に乗らせてもらい柳沢峠~河口湖~御坂みちあたりを走る予定です。

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by gon_oz | 2014-10-17 01:56 | 自転車 | Comments(4)

房総半島先っちょツアー<前編>

前回エントリー最後に追記しましたが、夏の忘れ物<自走スバルライン>は忘れられたまま来年の夏を待つことになるかも・・・

三連休で天気が保証されているのが11日(土)だけであれば、なんとかその日に走れるようにしたくなるのが人情というもの。仕事の予定をちょっと捻じ曲げて、かじさん企画の房総半島先っちょツアーに参加してきました。
6時に袖ヶ浦海浜公園集合ということで、余裕を見て4時過ぎに出発。ガソリンスタンドとコンビニに寄って板橋本町から首都高に乗り、C1→1号→湾岸線→アクアラインで東京湾を一跨ぎ。アクアラインは子供が小さいときに房総に旅行に行って以来十数年ぶり。当時はETCもなくて(世の中にはあったのかな?)片道4千円位したような・・・。
5時20分頃に集合場所駐車場に着いてみると、ちらほらと停まっている車もありますが、真っ暗だしどれが仲間のものかわかりません。とりあえず隅っこに停めてトイレへ。ちょっと離れたところに仲間の皆さん数台固まって停めているようで、そっちに移動しようかとも思ったんですが、まあいいやとそのまま準備。
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皆さんほぼ準備完了の図。
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この日の参加者は:かじさん、ZENさん、shironago’sさん、araitaさんただのオヤジさん、柏餅さん(カッシー)、来瀬さん、そして自分の計8人です。

なんとここまで70km以上自走の来瀬くんと、久しぶりにお会いしたらちょっと幅が広くなっていた(?失礼!)ただのオヤジさん。
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予定通りに全員集合、準備もできて8人のトレインで走り始めます。房総といえば「房総の暴走機関車」ZENさんですが、この日はかじさんの企画、ルート作成ということでかじさんが先導します。
序盤はほとんどこの位置で走りました。先頭を牽くのがかじさん、その後ろがカッシー。自分が3番目。後ろは・・・ちょっとわかりません(笑)。最初は自分の後ろがシロナゴさんだったかな?
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順調に40km弱走ってセブンイレブン富津湊店で最初の休憩。
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さらに同じくらいの距離をいいペースで走ります。房総は高い山がない(千葉県は最高峰が47都道府県で一番低いんでしたっけ?)のですが、細かいアップダウンがあって「平坦路」という感じではありません。その微妙な負荷が楽しく走れる理由でしょうか。断面図では往復それぞれにちょっとずつ峠があるように見えていましたが、実際には上り始めて「お、来たか!」と思ったのもつかの間、あれれ?と言っている間にピークに辿りついてしまいちょっと拍子抜け。そんな道程を経て、道の駅三芳村で2回目の休憩。
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この日は実は「オヤジディープリムの会」決起集会を兼ねていたそうで、そのうちの2台、ZENさんのFELT-コスカボ、araitaさんのCOLNAGO-コスカボと自分のCanyonのショットです。ディープリムではありませんがマビック仲間ということで混ぜて下さい(笑)。皆さんのディープリム(前後)と自分の完成車でお値段同じくらいでしょうか。

ここで昼食を予定している店に開店時間を確認したところ、12時からということで直行するにはちょっと時間が早めです。どうしようかとあれこれ相談、少し戻って峠を越える案も出ましたが、ひとまずはこのまま真っ直ぐ進むことに。
もう一つの昼食候補だった国民休暇村館山で一旦停止、限定20食の「炙り海鮮丼」があるかをカッシーが中に入って訊いてきてくれましたが、予約が入っていて3人分くらいしか残っていないとのこと。
昼食は予定通りとしてそのまま直進、その店「磯の香亭」を一旦通り過ぎて洲崎灯台に行きました。
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天気はよかったもののそれほど空気は澄んでいなかったので遠景は今一つでしたが、それでも気持ちのいい眺めを堪能することが出来ました。
せっかくなのでここで記念写真など。
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そろそろ行きましょうかということになり上ってきた階段を下りて行きますが、目の前を歩くこの人、裸足ですよ。地元のサーファーでしょうか?
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いえいえ、自転車仲間のカッシーです・・・クリートの付いたサイクルシューズでは階段を上りづらいので脱いでしまったとのこと。しかもその脱いだ靴は階段の途中に無造作に放置してありました。うーん、ワイルドすぎる・・・

自転車を停めさせてくれた階段下の商店で御礼に補給食など買って灯台を後にし、2~3㎞戻って磯の香亭に到着。開店したばかりの時間で、座敷に案内されました。
メニューは大きく分けて刺身系と天ぷら系。全員が天ぷら系をチョイス(本当は海鮮丼が目当てだったはず?)、自分は地魚天丼(大盛)を頂きました。
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仕上を漬けとかけで選べたので自分はかけにしましたが、サクサクしてとても美味しかったですね。大盛も普段だったらちょっと多いかな、っていう量でしたがライド中なら問題なし。自分としては適量でした。
みんな満腹100~120%となり、食後も談笑しながらゆっくり休んで午後の部へ出発です。

ちょっと短めですが前篇はここまでとさせて下さい・・・

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by gon_oz | 2014-10-15 01:48 | 自転車 | Comments(0)

ルディ・プロジェクト エクセプション導入記

台風がやって来て、過ぎ去って行きました。この週末、自転車に関しては土曜出勤の往復で約40km乗っただけ。日曜は朝から雨でノーライド、洗浄キットでチェーンの掃除をしただけにとどまりました。
久しぶりに一日家にいたので、itunesの音楽データで一杯になったPCのメンテナンスとか、同じく残容量に余裕がなくなってきたブルーレイレコーダーの中身をメディアにコピーしたりとか、家族でのんびり3食食べたりとか、なかなか有意義に過ごすことが出来ましたね。

というわけでブログ的にはネタがないので、9月に途中まで書いてほったらかしになっていた記事を書き上げてみましょう。アイウェアについてです。
もう一月半ほど前になりますが、ロードバイク購入後、というかクロスバイクに乗り始めて以来最大(お値段的に)のアクセサリー類を導入しました。
タイトル通り、ルディ・プロジェクトのエクセプションです。
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ド近眼である私は普段はメガネをかけています。大学1年の時、運転免許取得にあたってコンタクトレンズにして(試験場でメガネで視力検査に落ちてトボトボ帰ってきて、コンタクトに替えた)以降、十数年コンタクトを常用していましたが、角膜に傷がついたりで煩わしくなって今は完全にメガネ生活です。
自転車に乗る時も普段通りのメガネだったわけですが、走行時の目の保護としては一応メガネでも役に立っていて、走行中に目にゴミとか虫とか埃とかが入って痛い思いをするようなことはありませんでした。真夏はサングラスが欲しいなあ、と思うことがありましたけど、このままメガネで乗り続けててもいいかなあなんて一時期は思っていました。

ところが、最近はロードバイクに乗り始めたころに比べて、下ハンを握ることがちょっと多くなってきました。下ハンを持つと前傾姿勢がきつくなって上目遣いになるわけですが、メガネだと進行方向の視界がフレームからはみ出てしまいます。特に夏は汗をかいてド近眼の厚くて重いメガネはずり落ち、鼻眼鏡気味になるのでなおさらです。不自然なまでに顔を起こして前方の視界を確保するか、それも首がつらくなってきますから0.01の視力でぼんやり見えるだけで走るか、の選択になります。てかこの両方を適当に繰り返しながら走るんですけど、これがストレスなんですね。いや、ストレスなのはまあ置いといて、危険です。

改善案としては
①コンタクトレンズ+一般的なアイウェア
②度付サングラス
さらに②の中で
  ②-1:色付視力矯正レンズ(一眼)
②-2:視力矯正レンズ+色付(度なし)レンズ(二眼)
といった選択肢があります。

まず①、コンタクトレンズ+普通のアイウェア。
最初の方で書いたように、コンタクトレンズ自体は以前使っていたことがあるので(ソフト、ハード共)特に抵抗はありません。使い捨てなら自分のように休日だけ使いたい、っていう時でもメンテナンス的に好都合でしょう。
アイウェアの選択肢も広くなります。定番のオークリーからユニクロの1000円まで選び放題ですね(笑)。
難点は経済性。週一回だけなら大したことないかもしれませんが、自分の家族の使い捨てコンタクトレンズ使用率は只今50%、自分が使い始めるとそれが75%に跳ね上がって経済的負担がさらに増します。これを考えた時に「うーん・・・」となってしまいました。
視界が広くなって走りやすいことはわかっているんですけど、やっぱりやめときました。

で、度付サングラスにしたときにはやっぱり二眼だろう、ということは前から思っていました。
一眼だと視力矯正もサングラスとしての色の濃さも調整できない。今でも少しずつ近視が進んでいる身としてはやっぱり二つの要素が別になっている方が後あと融通が利いていいでしょうからね。
ネットや実店舗で二眼フリップアップのアイウェアを色々探してみて、やっぱりエクセプションが第一候補、ということになりました。初期投資はちょっと高いですけど。

最終的には御徒町の有名専門店で買ったんですが、まず一度様子見で行ってみて試着したりいろいろ話を聞きました。他の候補もあったけど店の人のお薦めもエクセプションで、かけてみた感じもしっくりくるし、まあこれで決まりだろうと内心はすぐに結論が出ました。
あとはレンズの選択肢でお値段に幅があり、その辺の説明をじっくり訊いて、どれにするかを改めてゆっくり考えました。

2~3週間経ってから注文に行ったのですが、悩んだのは矯正レンズの厚さ。普通タイプか極薄タイプかで5000円ほど違います。㏓っていう度がキツいレンズ用の小ぶりなタイプにして、重量も変わらないってことなので結局普通タイプにしました。サングラスのレンズはオーソドックスな(透過率が高い)レーシングレッドを選択。これは取り外せるので後から簡単に違うタイプに交換可能です。
メガネは新調したばかりだったので度はそれと同じとして、注文はすぐに終わりました。

出来上がるのに10日ほど要して、ワクワクしながら受け取りです。
メガネをはずして出来上がったアイウェアをかけてみると・・・想像していた以上に見え方が違います。遠くを見る分にはいいんですが、近くを見ると遠近感が違って焦点が合わない感じです。店の人からもそういう風になるって言われました。目とレンズの距離がメガネと全然違うからでしょう、これは慣れるしかないですね。フィット感自体は上々、自転車用ということでノーズパッド辺りを調整してちょっと上目にセットされるよう(前傾で見やすい)調整してくれました。それから取り扱いを色々教えてもらって受け取りました。

赤城山をDNSして帰りに奥武蔵に寄り道して猿岩線を上ったりした時がシェイクダウンでしたが、その後1ヵ月半ほど使っての印象を。

いいところ
・走っているときの見え方(前方)は上々。下ハン持っても視界良好で前方がよく見えます。
・試着したときは矯正レンズが入っていなくて軽かったので、実際のものは重いんじゃないかと心配したけど、フィットしていて汗をかいてもずり落ちることもないし、重さもほとんど気になりません。
・目の保護、紫外線カットという基本機能はもちろん問題なし。
・フリップアップはちょっと暗いところとかで簡単に視界を明るくできるので便利。
・普通の矯正レンズでもそれほど厚くない(lxタイプだからっていうのもあって)
メガネ(左)とエクセプション(右)の厚さ比較。端部のカットの仕方も違います。これはショップ独自のものなのかな?
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あまりよくないところ
・上で書いたようにlxっていう小さめのレンズにしたので、横の視界は狭い。合流等で後方を見ようと思うとすぐにレンズから視界が外れてしまいます。
・見え方の違いは慣れたけどやっぱり近くが見えづらいことには変わりないですね。スマホを見るのは正直ちょっとつらいです。特に二眼にしているとき。透過率が高くわずかに着色しているだけとはいえ、フリップアップして矯正レンズだけにするとかなり見えるようになります。
・お値段高め。まあこれはしょうがないですね。価格相応ではあると思います。

こんな感じですが、よくできていて気に入ったし、大枚はたいて買ったものでもあるし、末永く使っていきたいと思います。レンズを買い足したりしてもいいしね。
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※これを書いて久しぶりに購入店のHPをのぞいてみたら、なんとエクセプションの後継モデル「インパルス」が発表されているじゃないですかぁ!11~12月入荷予定とのこと。
詳細不明ですが、あえて写真の比較などはしていません・・・・べ、別にうらやしくなんかないんだからね!いや、ホントに。

「アイウェア買いました~」の一言で済む話題をだらだらと引っ張って長くなってしまいました。ここまで読んでいただいた方いらっしゃいますかね(笑)?

次の週末は三連休です。土曜はおそらく仕事、日曜午前中にもちょっとした用で仕事が入ってしまったので、月曜に「夏の忘れ物を見つけに行くライド」として、夏休み中に密かに計画していたけどタイミングを逃して実現しなかった自走スバルラインを実行しようと思ったのですが・・・・
また台風が来ています(怒)。二発連続の週末狙い、いい加減にしろやおい!!
万が一台風が見事に逸れて実行可能となったら、ご一緒頂ける方・・・いないですよねえ、今頃になってから(笑)。いらっしゃれば是非!

10/10追記:13日(月)は雨が確定的なので上記の予定は取り止めとしました。代わりに明日かじさん企画のライドに参加予定です。

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by gon_oz | 2014-10-07 23:04 | 機材 | Comments(6)

まえばし赤城山ヒルクライム大会参戦記<後編>

前回の続きです。え~、文字ばっかりですよー!

思うように速度が上がらないままに9kmを過ぎて勾配が急になってきました。心理的にはこの辺りが最初のピンチだったでしょうか。
”やっぱりスタート直後に飛ばし過ぎたか”
”このままスピードが上がらないままだと100分も切れないかも知れない。90分とか92分とかを目標に掲げておいてカッコつかないなあ”
などと弱気の虫が頭をもたげます。
しかし、普段のライドでも一旦乳酸が溜まって脚が廻らなくなっても、辛抱して走っているうちに回復するのはよくあること。少しずつポジションをずらしたりダンシングを織り交ぜたりして、疲れが分散するように心がけながらなんとか平均スピード近辺かちょっと下ぐらいをキープします。

心肺もかなりつらい状態でしたが、12㎞くらいだったか、一人の若者が右後方からやってきて「こんちわー」と声をかけてきました。あれ、こんな知り合いいたっけなあー、と一瞬考えますが自分の狭い交友範囲、しかも自転車仲間にはいない顔です。ってなことを瞬間的に思いながら
「ちわー(あんた誰だ?ゼェゼェ)」と返事を返したら
「キャニオンですねー」と続きました。彼は自分のバイクを見て声をかけてきてくれたのです。彼自身のバイクは・・・・忘れました(笑)スイマセン。
「いやあ一番安いアルミのですけどねえ(ゼェゼェゼェ、話をするのもツラいんだけど・・・ゼェゼェ)」
「そーなんですかあ。キャニオンはコストパフォーマンスがいいですよねえ」
「そうですねえ(ゼェゼェ、円高だった2年くらい前は今なんかよりずっと安かったらしいけどゼェゼェ。円安が進んだ今でも他のメーカーに比べればいくらかは割安だねゼェゼェ)」
「それじゃお先に。頑張ってくださ~い!」
「お互いに~!(ゼェゼェゼェ、こんな時じゃなけりゃゆっくり色々とキャニオンとかロードバイクの色々な話が出来たのにーゼェゼェ)」
こんな会話が繰り広げられ、Dグループのゼッケンをつけた彼はすーっと前に出ました。その後もずいぶん長い間その後姿は視界に入っていて、何㎞か後には追い抜けるかな?と思ったりもしたけど結局そのまま前方へと消えて行ってしまいました。バイクを見て声をかけられたのは初めてだったのでちょっと嬉しかったですね。ほんと、こんな時じゃなければゆっくり話が出来たのに。

その後も7~9%くらいの勾配がずーっと続きます。あまり変化しない中でも少しずつ緩くなったりきつくなったり。緩い部分では何とか平均くらいをキープ、きつい時には11~12km/hくらい。いくらなんでも二桁スピードはキープしなきゃ、と思いますが、一度だけ9km/h台に落ちてしまいました。やべっと思ってすぐに踏み直して10km/h台に回復しましたけど。
まあそんな調子でどうしてもペースは上がりません。しかし、10%超の勾配もないことから何とかズルズルとスピードが落ち続けることはなく踏みとどまりました。

この我慢の区間を何とかやり過ごすと、今度は断続的に九十九折れに入ります。
九十九折れって単純に想像すると、っていうか他の坂での経験からもカーブ部分の勾配が急で直線部分の勾配が緩いのが普通じゃないかと思うんですが、ここの場合はカーブ部分の勾配の方が緩く感じるんですよねえ。なので、カーブでは結構スピードを出すことができて、平均値以上の15~16km/hで気持ち良く曲がりながら上ることができます。
カーブは平均値以上で直線は平均値以下、そして前半の前半の20㎞超で走った分の貯金とさっきの急勾配区間での借金、全部合わせると帳尻は合うんだろうか合わないんだろうか・・・なんてことを取り留めもなく考えながら漕ぎ続けます。
波のように何回か心肺と脚力が辛くなることがあり、左の太腿に攣り始める予兆みたいなものもありましたがなんとかやり過ごしました。

残り5㎞を切ると何となく先が見えてきます。このあたりからか、また沿道には応援の人たちが声をかけてくれて力をもらいました。
残り2㎞で最後の給水地点、水はもらいませんでしたがボトルのドリンクを口に含んで最後のひと踏ん張り!と気合を入れ直しました。もうちょっとでゴールできてこの苦しさから逃れられる嬉しさが8割とあと少しでこのレースが終わってしまう寂しさが2割、そんな気持ちです。
そしていよいよ最後の上りストレートに入ってゴールのゲートが遠くに見えてきました。道の両脇にはたくさんの人が応援の声を上げてくれています。
ここでラストスパートだ!踏み倒せ!と下ハンを持って一気に加速・・・はできませんがとにかくピッチを上げて何人かは抜かしました。しかし、この最後の数百mを踏み続ける脚が残っていません(笑)。残り100mくらいであえなく失速、ブラケットポジションに戻ってスパートをかける前くらいのスピードを必死にキープしてゴール!
同時にラップボタンを押して表示されたタイムは・・

1時間27分台です。やった~!!

ゴール後も数十mは緩く上る道(駐車場内)が続いていますが、もうほとんど走ることができません。歩くより遅いくらいのスピードで進み、休憩スペースは素通りして何とか荷物受取場所への列に並ぶことが出来ました。
しばらく待って集団でスタート。
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荷物受取場所へと下り、荷物を受け取ったら結果をツイートしてさっさと下山待機場所へ。ハルヒルの時はゴール後にもらえるものがあって並んだりした結果、下山で待たされすごーく時間を喰ったので、今回はとにかく先へ先へとどんどん進んで行くことにしました。
待機場所には列ができて整然と順番待ちしましたが、そこに続いて並ぶとなめこ汁がふるまわれました。
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量は多くはありませんが美味しくいただきました。これを3000人分作って配る、ってそれだけでも大変なことです。そのまま15分か20分くらい待ったでしょうか、やっと下山が始まりました。
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下山と言ってもゴール後は大沼までひとまず下ってきてますから、まずは上りです。みんなさすがに脚に来ていますからかなり遅めのペースで上って行きました。
ピークを過ぎて下りに入るとさっき苦しんだゴール前の直線を次々にみんな上ってきています。苦しそうな人がいれば楽しそうな人もいる、みんなそれぞれにこのレースを楽しんでいることがよくわかりました。

その先はブレーキかけまくりではありましたが、集団で順調に下りて行きます。姫百合駐車場を過ぎたところで最後尾の参加者(最後尾のたすきをかけた伴走スタッフと一緒)とすれ違いました。時折「がんばれー」と声をかけられていました。自分も声をかけたかったけど周りの人がみんな黙ってたのに流されてそのまま通過・・・ちょっと後悔。
森を抜けると上りのコースから外れますが、前橋の街を綺麗に見下ろせる緩やかな下りが気持ちよくて印象的でした。そして、色んなところで周辺の住民の方が手を振って見送ってくれます。ハルヒルの時も同じでしたが、これはほんとに嬉しいものです。
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途中信号待ちとかはありましたが、ほとんどストレスなく会場まで戻ってくることが出来て、このあたりはハルヒルよりこっちの方が運営が上手いんだなあ、と思いましたが、後でいろんなブログ等見てみると、後から下った人はやっぱり信号待ちで1時間とかかなり大変だったみたいです。
結局どっちもあんまり変わらないのかな。スムーズに下山するにはとにかくさっさと下りる、これしかないようです。
会場に戻るとまずトイレを済ませ、完走証を受け取りに行きました。高校生のボランティアでしょうか、こっちが番号を言う前にヘルメットのゼッケンを見て打ち出し始めてくれています。要領がよろしい。
で、受け取ってみるとあれれ?

1時間28分1秒でした。

ゴールした瞬間はガーミンの秒までは読みきれなくて、とにかく1時間27分だけが目に入り、喜び勇んで87分台でゴール、ってツイートしちゃったんだけど・・・
ああ、と思い当たる節がありました。計測開始地点を通過する瞬間にガーミンのラップボタンを押したんだけど、あれってラップボタンを押してからそれまでのラップ距離・タイムが表示されるのに少しタイムラグがあるんですよね。
しかもちょっと押し方が中途半端になっちゃったんで、あれ?押せてなかったかな?って十数メートル進んでから二度押ししちゃったんですよ。それに違いありません。
案の定、後でアップロードしたデータを見てみたら1時間27分55秒のラップの前に4秒だけのラップが残っていました。合わせて1時間27分59秒にボタンを押すタイミングの誤差を2秒足して1時間28分1秒ってことですね。まあ大勢に影響ないしどっちでもいいです。一応訂正ツイートはしておきましたけど。
でもこれが丁度あと2分遅くて、ぎりぎり90分切れたと喜んだのに公式記録が90分1秒だった、っていうことだったら結構泣けますね(笑)。

その後は出店をぶらぶらまわって、金券に+αでオンヨネの靴下を買い、焼きそばとノンアルコールビールで簡単に昼食を済ませて会場を後にしました。
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駐車場に戻ってバイクを片付け、着替えて一休みしたら撤収です。
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この時点で12時過ぎ、と時間に余裕があったので帰りは下道です。節約節約。
超早起きだったので帰路では睡魔に襲われ、道の駅やカインズホームで休憩や買い物をしつつ15時過ぎに無事帰宅したのでした。

<総括>
こんな感じで終わった赤城山HC、ハルヒルに続いて2回目のヒルクライムレースでしたが色んなことがうまく運んでとても楽しめる大会になりました。拘束時間が短く済んだこともそうですが、何といっても目標タイムをクリアできたこと、これに尽きます。
ハルヒルも目標を設定してそれをクリアしましたが、1回きりの試走のタイムを元にいわば当てずっぽうに近い感じで決めた目標でした。今回はそのハルヒルと赤城山の過去の優勝記録と自分の記録を元に曲がりなりにもちゃんとした根拠を持って決めた目標ですから、自分にとって「目標」の重みが違います。ゴールしてガーミンのラップタイムを見た瞬間の嬉しさはちょっと忘れられないですね。
年代別順位もハルヒルは1207人中527位で上から43%でしたが、今回は1007人中339位で上から34%と、ちょっと位置が上がりました。来年出れば40台最後ですから、また少しでもこの数字を上げたいものです。

<装備>
今回の装備はこんな感じでした。
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ハルヒルの時はサドルバッグをやめて最低限のパンク修理道具をジャージのバックポケットに入れたのですが、今回は一応補給食のゼリーを持っていくことにしたのでバックポケットはそれとカメラ等で満席、よってパンク修理道具はヴィットリアのツールケースに入れてボトルケージに刺しておきました。サドルバッグよりはこの方が重心が下がるからいくらかはいいかな、というわけで。
ボトルは24ozではなく20ozの方です。数回ドリンクを口に含んだ程度だったのでこれで十分でした。
ゼリーも結局摂らずじまいだったので結果的にはちょっと過剰装備だったですかね。天気が良かったので下山時にレッグカバーも使わなかったし。
これはあくまでも結果論で、上が寒かった可能性も十分あるんだからいいんです。

<来年は?>
ハルヒルも赤城山も凄く楽しくていい大会だったので、両方とも来年も出たいですね。ただ、群馬の隣り合ったこの二つだけ、っていうのもちょっと何だし、経験を拡げる意味でもMt富士あたりに出てみたいなあと思っています。
今年と同じスケジュールだとハルヒルと富士は中二週。体力はともかくガソリン代とか時間とか、その辺の確保がちょっと難しそうです。春1回、秋1回のヒルクライム参戦だと春はハルヒルとMt富士の二者択一かなあ。まあまだ時間はあるので他の選択肢も含めていろいろ考えてみましょう。

後編はちょっと長くなってしまいましたが「第4回まえばし赤城山ヒルクライム大会」の参戦記はこれで終わりです。大会のスタッフの皆さん、他の参加者の皆さん、沿道で応援頂いた皆さん、ツイッター等で応援コメントを頂いた自転車仲間の皆さん、本当にありがとうございました~

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by gon_oz | 2014-10-02 23:24 | 自転車 | Comments(4)